週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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長くても振り切れるドライバーの
ヘッドの重さはたったの170グラム

　07年の『エッグアイアン』以来、「常識にとらわれないモノ造り」でヒットを飛ばしてきたエッグシリーズ。今度はヘッドスピードの遅いゴルファーでも飛ばせるよう工夫された新ドライバー『エッグバード』が登場する。

飛びの3要素(ボール初速、打ち出し角、スピン量)のうち、飛距離にもっとも影響するのはボール初速だ。つまり、ヘッドスピードを上げることが飛距離を伸ばす近道となる。そこで、ヘッドスピードに徹底的にこだわって設計されたのがエッグバード。キーワードは「長」「軽」「太」の3つ。「長尺」はヘッドスピードアップの常套手段だが、エッグバードは46.5インチ仕様。しかし、長尺も振り切れなければ意味がない。そこで2つ目のキーワードの「軽」が重要になってくる。総重量はわずか261グラム(M-40)、ヘッド自体も460㏄で170グラムという軽さ。スウィングバランスはC1.5しかない。これなら長くても振り切れるというわけ。

3つ目の「太」はエッグらしいユニークな発想だ。標準装着されるグリップは通常よりも外径が7パーセント太く
「力を入れなくても握れるため、体全体の力みがなくなって、結果的にヘッドスピードが上がる」(プロギア広報・石川智一氏)という。

ちなみにヘッドは通常の460㏄よりも投影面積が大きく、しかもシャフトが短く見えるデザインのため、長尺に見えない。長尺にトライしてあきらめたゴルファーも試す価値があるかもしれない。

　
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