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週刊ゴルフダイジェスト 9/14号
2010/9/6更新

アニカとオチョアが帰ってくる
中国のプロアマ大会でガチンコ対決


アニカ(左)、オチョアのガチンコ勝負を見てみたい

 アニカ・ソレンスタム(39)、ロレーナ・オチョア(28)がガチンコ勝負の世界に帰ってくる。10月末に中国で開催される試合に2人が揃って出場するのだ。

 この大会は「ミッションヒルズ・スタートロフィ」。10月28~31日に中国海南島、ミッションヒルズリゾートハイコウ・ブラックストーンコースで行われるもので、ツアー競技ではないが4日間競技・賞金総額128万米ドル(1億880万円、優勝プロが総取り)のビッグ大会。

 ミッションヒルズといえば、香港の近郊深セン(土偏に川)に12コースを持つギネス認定のゴルフ場。それが、この10月に海南島ハイコウに新たに10コースを作るという構想を立ち上げ、そのうち3コースがまずオープン。そのオープンを記念して開催されるのが「スタートロフィ」だ。

 試合形式はプロ20人、タレント20人、アマ120人のプロアマ方式で争われ、プロの部はホストプロのグレッグ・ノーマンをはじめ、V・シン、今田竜二、パク・セリらトッププロが出場。タレントの部門はヒュー・グラント、キャサリン・ゼタ・ジョーンズらも出場する。このプロの部の目玉がアニカとオチョアの出場だ。

 アニカとオチョアはいまさら説明を待つまでもなく、世界のトッププロだった選手。アニカはメジャー10勝を含む米女子ツアー72勝をあげ、2008年12月欧州ツアーのドバイレディスマスターズで引退。オチョアは、メジャー1勝ながら3度の賞金女王に輝いたトッププロ。今年5月、宮里藍が優勝したトレスマリアスで引退。以来2人が揃って“ビッグイベント”に出るのは初めて。

 オチョアは、「引退後に久しぶりにプレーするので興奮している。(数カ月のオフの後だけに)試合を楽しむ余裕はないかもしれないが、今の自分を見せる絶好の機会になる」と抱負を語る。

 試合が行われるブラックストーンコースは、7,777ヤードと距離が長く(パー72)、2011年のワールドカップの開催コースに決まっている。
「深セン(土偏に川)の12のゴルフ場を入れても、溶岩台地に作られたブラックストーンのほうが難しい。アニカやオチョアにとってもハードな戦いの場になるのでは」(ハイコウゴルフオペレーションディレクター・シェリー・クー氏)

 ファンならずとも、また再びアニカとオチョアのプレーが見られるのは嬉しい限りだろう。「スタートロフィ」の模様はCS放送で放映される予定だ。

 
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