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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 5/4号
2010/4/23更新

レーシックで視力が戻る
強い尾崎も戻ってくるか

 石川遼の予選落ちという波乱含みの様相で幕を開けた国内男子ツアー。この開幕に向けてプロたちはさまざまな準備をしてきた。最年長優勝記録更新を狙うジャンボ尾崎もその一人だが、意気込みが違う。実は、ここ数年悩まされていた視力の低下が、手術によって解消されたからだ。


ボールの行方はバッチリ見えるようになったと言うが……


「今年は去年より体の調子がいいし、やっちゃうよ。見ててくれ」
と語った自信のほどは、レーシックによる視力回復手術を受けたことによる。

 ジャンボの関係者によれば、
「手術は先月受けました。入院せずに即日退院。夕方になるとボールが見えにくくなっていましたが、それは夜盲症だったからです。手術の効果はまだよくわかりません」
とのことだ。

 夜盲症は、薄暗くなるにつれて視力が健常者と比較して著しく低下する疾病で、ジャンボがそれに該当していたのかどうかは断定できないものの、曇天のときや試合が夕方近くになると、「今のボールはどこへ行った?」とキャディに尋ねるシーンが見られたのは事実。

 ある程度の年齢になって視力回復手術を受ける場合、それまでコンタクトレンズを使用してきた人は、角膜が剥がれているケースもあり、難しいとされたが、ジャンボはずっと裸眼だったため、その心配はなかった。

 ボールの行方はバッチリ見えるようになったが、全国を襲った異常低温にはお手上げ。持病の坐骨神経痛で初日に棄権してしまった。「この寒さじゃ古傷がうずいてダメだ。気温25度くらいになるまで待ってるよ」とジャンボ。春が待ち遠しい?

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