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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/20号
2010/4/9更新

強いプロはみんな出ていた
日韓ジュニア戦の注目選手


伊藤誠道、比嘉真美子は実力どおり。ともに2勝1分け

 HANDA CUP第9回日韓対抗中学・高校ゴルフ選手権が3月30日から3日間、栃木県の那須野ヶ原CCで開催された。国内では大々的に報じられることがないイベントだが、調べてみたら、この大会をジャンピングボードにして世界へ羽ばたいていったプレーヤーが多数いた。

 今年は、24人の精鋭(日韓とも高校男子4人、同女子4人、中学男子2人、同女子2人)が出場した同大会、男子は日本が、女子は韓国が勝った。毎年、その年度のトップクラスの選手が選ばれており、過去の出場者をみても、男子では石川遼、女子では宮里藍、横峯さくら、韓国勢でもシン・ジエらそうそうたる顔ぶれが並んでいる。

 過去の大会で印象的だったのは、やっぱり石川遼、というのは全国高等学校ゴルフ連盟事務局の松沢史郎氏。

男子リ・チャンウオンは2勝1敗、リ・ミヒョンは1勝1敗1分け

「石川遼は中学生の時に出場した(2006年)のですが、日本オープン並みのセッティングで他の選手が80前後で回っていたにも関わらず、1人69をマークしてました」
またこういう声も。
「2005年にシン・ジエ選手が出場したのですが、彼女はパスポートを忘れてきて遅れてしまった。姿カタチは目立たなかったけど実力は十分で、日本勢トップの原江里菜に9打差をつける活躍で韓国優勝の原動力になりました」(同連盟理事長・石田克人氏)

 今年は、昨年の関東アマ、全日本パブリックを制したスーパー中学生、伊藤誠道くんに注目が集まったが、結果は2勝1分け。伊藤くん以外にも日本女子では比嘉真美子も将来の有望株。
「比嘉さんは高校生ながらまだゴルフ歴5年で、高校生だった頃の宮里藍よりすごい。明るさとゴルフセンスの良さが光ってます」(石田氏)

 韓国勢では男子で300ヤードドライブを打つリ・チャンウオン、女子のリ・ミヒョンが気持ちの切りかえ上手く、将来の有望株。 この4人、覚えておいて損はなさそうだ。



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