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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/23号
2010/2/12更新
4試合増えたシニアツアー日程
しかも欧州と共催が決まったのだが…

 シニアツアーが15年ぶりに試合数を2ケタに増やし、主催の日本プロゴルフ協会(PGA)松井功会長は胸を張ったが、表面に出てこない複雑な裏事情が浮かび上がってきた。


かつての名選手が増え、人気が高まっているシニア。欧州共催は吉とでるか

 新規2つ、復活2つで95年以来となる2ケタ開催とはなったが、1月14日の予定を大幅に延期し、2月1日に発表したことでもわかるように、土壇場でようやく10試合が揃ったというのが実情だ。

 最も問題を抱えているのが、1億2,000万円という最高賞金総額で予定されているHandaカップWELFARE(11月25~28日)。日程こそ直前に決まったものの開催コースは未定。

 冠のHandaとは、既存のHandaカップフィランソロピー(今年は縮小開催)も開催している国際スポーツ振興協会会長、半田晴久氏の苗字で半田氏は以前から「やがて欧州シニアツアーとの共催にしたい」(松井会長)という壮大な計画を持っていたという。

 しかしなぜ、欧州シニアなのか。実は半田氏が「欧州シニアツアー内部に深くかかわっている」(関係者)という縁で両ツアーの交流を計画。昨年のHandaカップはその準備としてI・ウーズナムやS・ライルなど欧州の選手が参戦。ツアー関係者も来日している。

 欧州シニアツアーは、米チャンピオンズツアーと違い、独自開催だけだと年間12試合。試合数拡大に興味を示している。だが、問題になるのがお互いの規約だ。理想は11年の欧州シニア開幕戦で今季の日本最終戦という形だが、欧州の賞金加算競技にするためには欧州メンバーを60人出場させなくてはならない。だが日本が舞台である以上、日本選手も数多く出したいと、限られた出場人数の調整に難航している。

 「今年は欧州賞金加算競技にはできなくても、将来そうできれば」と、前向きな松井会長。だが、あまりにも半田氏におんぶに抱っこという態勢に疑問も噴出している。

 今後も欧州側と交渉を続けるという松井会長。ただギャラリーが入れない可能性がある試合があったりと、試合増とはいえ前途多難だ。試合数増も欧州との交流も素晴らしいこと。しかし公益法人のあり方が問われるなかで、必要なのは一部スポンサーに依存するのではなく、しっかりと地に足のついた展開ではないだろうか。




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