週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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　前号で掲載した米男子ツアーに続き、2010年の米女子ツアーの日程が発表された。開催試合数は、今季開催された27試合から3試合減って24試合。米男子と同じく不況の影響や、アジア勢の活躍のためか今では女子ツアーが米国では地上波TVで通年放映されないことや、コミッショナーの“暴走”など不人気の要因があった。

　日程上の大きな違いは、これまで開幕戦を開催してきた韓国の放送局主催のSBSオープンに代わって、同じ韓国の放送局のJゴルフがスポンサーの試合が米本土の開幕戦になったこと。

　この背景には、豪腕で知られた前LPGAコミッショナー、C・ビベンス女史の強引ともいえる采配があった。両社の間で水面下の戦いがあったのは想像に難くない。

　が、来季はそのビベンス女史も退任。新コミッショナーはテーラーメイドの役員を務めたこともあるマイケル・ウアン氏が任命された。

　一部の試合を除いて地上波でTV放映のないLPGAをどこまで復活させられるか、手腕が問われるところだ。

※は2009年度日程にありながら開催中止となった大会。全米女子プロはウェグマ ンズが新スポンサーで昇格。clはクラシックの略