週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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　HSBC選手権で優勝したフィル・ミケルソンを支えたのが、93、94年にチャンピオンズツアー賞金王に輝いたデーブ・ストックトンだった。いったいどういう人物なのか？

　ストックトンはレギュラーツアー10勝、チャンピオンズツアー14勝の68歳。『Putt to win』という著書もあるパットの名手で、最近はプロの間で引っ張りだこ。女子ではアニカ・ソレンスタムをはじめヤニ・ツェンらが師事するほか、トム・ワトソンやベルンハルト・ランガーも「調子が悪くなると彼にチェックしてもらう」と言うほどのマエストロだ。

「絵筆で絵画を描くようにストロークすべし」
と、言うことは印象的だが、前出のランガーは、 「頭が1ミリ動いていても彼は見抜く」という眼力が信頼される最大の理由だろう。

　パットに不安を抱えるミケルソン復活の立役者として注目されそうだ。