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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 11/17号
2009/11/5更新
1回限定ワンコインゴルファー保険
補償はどこまで?どんな人に合う?

 ゴルファーにとってゴルファー保険への加入は「必要な身だしなみ」とも言えるが、近年増加傾向にあるビギナーへの浸透度は今ひとつ。ゴルファー保険は年間契約型で保険料負担も大きいタイプが主流だが、実はビギナーにうってつけの、ワンコイン型の保険があるのだ。

 自分が打った打球で他人にケガを負わせるリスクと無縁ではいられないということは、経験を重ねたゴルファーほど骨身に染みて理解している。

 ゴルファー保険は大手の損害保険会社ならどこでも販売しており、自分がケガをしたときの補償、他人にケガをさせたときの賠償、携行品の損害、ホールインワン・アルバトロスを出した際の費用の4項目がセットになっていて、期間は1年、2年、3年といった年間契約型が一般的。各々の補償の額は各社まちまちで、年間保険料は3000円~1万円と幅がある。

 そんななか、あいおい損害保険の、旅行保険にゴルファー保険を組み合わせたタイプの保険、「ちょこっとお出かけ保険・ゴルフプラン」は、日帰りもしくは1泊2日、500円の保険料で3000万円の賠償、携行品の損害と、ホールインワン・アルバトロス費用が15万円ずつ出る。

 同じあいおいの1年契約型のもので、賠償額3000万円、携行品の損害15万円、ホールインワン・アルバトロス費用が30万円というタイプは、年間保険料が5730円。

 賠償額で比べるなら、12ラウンド未満なら単発タイプの方がお得という計算になる。

 あいおい以外では、「月会費346円のヤフープレミアム会員向けで保険料380円と、合計で726円というタイプがある」(三井住友海上)ほか、「最短7日間、保険料1000円での対応」(日本興亜損保)もある。

 ゴルファー保険にはゴルフ場向けの保険商品もあるが、未加入コースも少なくないし、ゴルファー同士の事故はやはり個人で対応するのが基本だ。

「ゴルフはいろいろな意味で、ちゃんと準備して始めるべきスポーツ。事故が不可避のものである以上、保険加入も準備のうち。始めた時には年間どのくらいゴルフに行くのかわからない、と思う人がほとんどなのだから、少額の負担で入れる保険はビギナーに向いているのでは」(八王子CC大石順一総支配人)。

「最近は乗用カートを使ってセルフでラウンドすることが多いので、なおのこと、“安心”の意味でもゴルファー保険には入っておくべき」(ゴルフ場経営コンサルタント菊地英樹氏)

 500円のワンコインゴルファー保険、転ばぬ先の杖の安心料としてけっこう使えるかも。

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