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週刊ゴルフダイジェスト 9/8
8/28更新
五輪開催地に東京が決まったら
開催コースはどこかを予想した

 8月13日、ゴルフが2016年のオリンピックの種目の追加候補となることが決まった。欧米のゴルフ界では、すでにほぼ確定したという見方がされている。ゴルフにタラレバの話は禁物なのかもしれないが、そんななか、もしそのオリンピックの開催地が東京に決まった場合、いったいどこのゴルフ場で、どのような試合になるのか、探ってみた。


もし東京開催となれば、若洲GLが有力候補だが……

 正式に開催地や競技種目が確定するのは、10月2日からコペンハーゲンで開催されるIOCの総会(競技種目が決まるのは9日)だが、「ゴルフは世界的なスポーツとなっており、もっと前からオリンピックの競技に加わってしかるべきだった」とタイガー・ウッズが語っているように、世界のゴルフ界では、すでに正式競技に加わるような雰囲気なのだ。

 国際ゴルフフェデレーション(IGF)のオリンピック委員会のエクゼクティブディレクターのタイ・ボトウ氏(米PGAツアー副会長)も、「まだまだ開催地やTV局との打ち合わせなど、やることは山ほどあるが、ゴルフにとっての恩恵が大きいだけに、皆一生懸命にやり遂げるはず」とすでに次のステップに動き始めている。

 そうしたなか、もし東京でオリンピックが開催されるとしたら、どのように開催コースが決まるのかというと、「基本的には、東京都が決めて、IGFの承認を受ける形になります。正式に決まってからの話ですが、選手村からの距離やコースの長さ、過去の試合実績などを参考に決めることになるでしょう」(東京都オリンピック招致委員会広報・榊氏)という。

 具体的には、IGFが、開催コースの条件を出し、その要件を満たすコースが選ばれる形となる。

 会場は36ホール以上ないと、男女のオリンピック競技は難しく、そのため東京近郊の社団法人などの大型コースになるという話もあるようだが、IGFがIOCに提案した競技案は、男女60人ずつの72ホールのストロークプレー。

 ワールドランキングの上位15人までが自動的に出場資格を得、残り45人がランキング順に各国2人まで出場権を得ることができるというもの。

 この試合のフォーマットは、チーム戦が加わる可能性など、まだ流動的な要素もあるが、「男女60人ずつなら十分18ホールのコースでもできる。JGAにも相談はあるのでしょうが、東京都には、自分のコースがあるのだから、当然、そこを候補地にするはず」と川田太三JGA常務理事は、東京の若洲ゴルフリンクスが第1候補であると推測している。

「隣接地などを使って、施設を充実させる必要があるかもしれませんが、バックティなどに手を加えれば、楽に7200ヤードを超えるコースになるし、8月の試合なら風もあるので良い競技会場となるはず」(川田氏)。

 考えてみれば、都の招致委員会は競技施設が選手村から近いことを真っ先に条件に挙げていたが、若洲なら選手村の予定地と目と鼻の先。コンパクトなオリンピックを目指している招致委員会としては、すでに若洲GLが腹づもりとしてあるのかもしれない。

 2016年のオリンピックには、東京のほかにシカゴ、マドリッド、リオデジャネイロの4都市が開催候補地として残っている。

 東京が選ばれるのは、まだ4分の1の確率だが、これでゴルフが正式種目に選ばれ、東京で開催が決まるとなれば、ゴルフの人気は一気にアップするはず。10月初旬のIOC総会に期待するばかりだ。

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