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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/19号
2008/2/7更新
ゴールドマンサックス、ゴルフから撤退!?
巷の噂の真偽を追った

 ゴールドマン・サックス(以下、GS)がゴルフ場ビジネスから撤退する――。保有しているアコーディア・ゴルフ株式も近々売りに出る――。こんな噂がゴルフ場業界の一部に流れ始めた。噂が流れ始めたのは年明け早々。1月11日にGSグループが経営していた8コースを、アコーディアが買い取った頃あたりからだ。真相を探った。


成田GCでは、民事再生をめぐって一部会員組織とGSが対立


 アコーディア経営のゴルフ場には、GS傘下のファンドが一旦取得し、アコーディアに転売したものもあれば、アコーディアが直接取得したものもある。

また、GS傘下のファンドによる運営が、比較的長期間に及ぶコースもあり、1月11日にアコーディアに譲渡された8コースがまさにそうだった。

 地主との賃貸借契約が不完全であるなどの場合に、それが解決してから上場会社であるアコーディアに渡す、という棲み分けがそこにはある。

 8コース譲渡後も引き続きGS傘下のファンドによる経営が続いているのは成田、南総、ニュー南総(いずれも千葉県)の3コース。

 GSがいわゆる“アコーディア化”をしないとしているコースだ。

成田は昨年の民事再生手続きを受け、一部会員組織との対立が深まっていることは本誌既報の通りだが、GSが早くも再生後の転売先を捜しているという噂まで出ている。

 ただ、単に債権を取得したのではなく、経営会社そのものを取得し、自ら再生手続きの申立を行っておきながら早期転売というシナリオは、裁判所の手前まず考えられない。

 1月21日に民事再生手続きの開始申立を行った東千葉CCの筆頭債権者として、GS傘下のファンドが63億円の債権を保有していることが明らかになったが、会社側が用意したスポンサー候補はロイヤルグループ。

 筆頭債権者たる「GSとの交渉はこれから」(申立代理人の高木裕康弁護士)だが、これまでのところGSが即座にアクションを起こした形跡はない。

 それが逆に“やる気のなさ”を連想させるとも言えるが、だからGSがゴルフ場ビジネスから撤退、というのも極端だ。

アコーディア株式も処分するのでは、という噂も根拠は極めて希薄だ。

 アコーディアの株式は、もともとはGS傘下のファンドが100パーセント保有していたが、上場に伴う売出しなどを経て、現在では45パーセント弱を保有している。

 ファンドの性格上、いずれは処分するにしても、アコーディアの株価は1月31日終値で10万1000円。

 上場当時に付けた最高値19万2000円の半値近くにまで下落している。

「世界同時株安の影響で、日本の株式市場は今やボロボロ。こんなタイミングで売り出すバカはいない」(証券市場関係者)

 GSはサブプライム危機を逆張りで乗りきり、ニューヨークのロイド・ブラクファインCEOが、日本円換算で77億円ものボーナスを得たことで話題になった。

 この御仁、前年もウォール街史上過去最高の63億ドルを得ていたので、自ら史上最高額を更新したことになる。

 従って、経営上の理由で日本のゴルフ場ビジネスから資金を引き揚げなければならない動機もない。

 当のGSも「ファンドの性格上、将来アコーディア株式を売却することがないとまでは言えないが、たとえアコーディア株式を売却したとしても、その後もゴルフ場ビジネスからは撤退しない」(GS広報)と言明している。

 こんな噂が出るのも有名税のうちといったところか?

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