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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 7/3号
2007/6/21更新
米国で参加費600万円の試合開催
史上最大の賞金を獲得したのはどんな奴

 優勝賞金は、ゴルフ界最大の2億4200万円。しかし、参加費用はなんと600万円強という試合が行われた。その名も「ザ・アルティメットゲーム」(究極の試合)。そんな大会が、先頃、アメリカ・ラスベガスで開催された。1試合で2億4200万円をゲットしたのは一体どんな奴だったのか?

 会場は、ウィン・ラスベガス。カジノに併設されたゴルフコースでの試合とあって、まさに究極の賭けゴルフということなのだが、全米オープンに先駆けて、テレビ放映もされたというのだから、ちょっとしたイベントなのだ。

 参加者は40人で、資格は5万ドルを支払えば、誰でも参加できるというもの。試合は4日間で、最初の2日間はマッチプレー。ここで2回のマップレーに勝ち抜いた10人が、残り2日間のストロークプレーをするというもの。

 この10名、ファイナルに進めば、少なくとも投資(?)の倍の10万ドルの賞金はもらえるが、ファイナルのストロークプレーでは、優勝者だけが、200万ドルの賞金を手にするというもので、残りのプレーヤーは、10万ドルだけ。

 つまり、テレビの放映権や主催者などから90万ドルが出て、9人のプレーヤーでそれを分けることになるが、優勝者の賞金は、プレーヤー全員の参加費用でまかなっているのだ。

 先のプレーヤーズ選手権では、優勝したフィル・ミケルソンが162万ドルを獲得しているが、たとえ予選落ちしても、プロの懐が痛むわけではない。

 それに比べて、マッチプレーで2回勝たなければ、600万円丸ごと損をしてしまうのだから、試合のプレッシャーは、プロツアー以上といえるだろう。

 もっとも、自腹で参加したのは、半数程度ということで、残りはスポンサーに参加費用を払ってもらっていたというから、まさにスポンサーにすれば、ギャンブル以外の何者でもない。

 優勝をしたスコット・ピアシィ(28歳)も、参加費をスポンサーに出してもらい、手にした賞金は、優勝賞金の200万ドルから、参加費用の5万ドルを引いた半分、97万5000ドルだったとか。

「最後の7~8ホールで、やっとパターが入り始めた」とホクホク顔のピアシィは、ラストの7ホールで、5つのバーディを取り、ファイナルを68、65でまわって、トーナメント初優勝。

 ピアシィはラスベガスのプロで、普段はミニツアーなどに参戦しているプレーヤー。PGAツアーには、過去15回参戦しており、昨年のFBRオープンでは15位タイの成績を収めている。

 2位となったのは、会場となったウィン・ラスベガスのキャディで、ケン・ジェーナー(43歳)という人物。68、68のスコアで、ピアシィに3打差をつけられたが、とりあえずは10万ドルを手にしたことから、損はしなかった。なんともはやアメリカには異次元のゴルフがあるようだ。

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