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悟のゴルフ〜頭を使って70台を叩き出す〜

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悟のゴルフ〜頭を使って70台を叩き出す〜

 

第七章 ゴルフは“気持ち良さ”があらゆる原点

ゴルフは“気持ち良さ”があらゆる原点

あなたにこう質問したい。あなたにとってゴルフの気持ち良さとは一体何なのか?広々としたフェアウェーで小さな白球を飛ばす快感。ライ、風向き、グリーンの速さなどを自分なりに読んで、狙い通りに運べたときの満足感。しびれる状況でベストを尽くしたときの達成感。人それぞれに、自分の一番の気持ち良さがあるはずだ。

今の自分にとっての気持ち良さを改めて振り返り、それを一番大切にして欲しい。自分に最も気持ち良いことが、自分のゴルフを高める、あらゆる原点なのだ。

宇宙人でない限り

“気持ち良さ”がすべての原点であり、これは当然、スイングやパッティングの基本技術の改善においても、一番の要となる。ゴルフには万能薬も教科書も方程式もない。一番の教科書は自分にとっての気持ち良さにある。極論をいうなら、巷にある一般的なゴルフ技術のハウトゥーから、大きく逸脱していても、そんなの関係ない。それが気持ち良くて、自分にとって最も再現性が高ければ、それでいいのだと私は思う。

気持ち良さは人それぞれだから、何をやっても構わない。自らを実験台として大いに研究し尽くして、独自のスイングを編み出すくらいの意気込みであって欲しい。日夜、ゴルフを思い続けた人ほど、きっとうまくなる。ただ一つ、そこに助言を加えるならば、自然現象に逆らわないこと。それを感じそれに従うこと。自然に逆らって、人類がうまくいった試しはない。自然に任せるのが、一番気持ち良い。宇宙人でない限り、皆それが気持ち良いはずだ。

あなたが振らないこと

クラブをもっとも自然に従った状態で、何度でも同じ軌道を描き、気持ち良くスイングさせる方法は、あなたが振らないこと。人間が振るから、ちょっとした力みで軌道に狂いが生じる。リズムが不安定な上に、感情の起伏までもある。狂う要素を挙げればキリがない。ならば、あなたが関わることで生じる不確実要素を見つめ、できるだけ自然に近づけるべきだ。上がった物は落ちる。支点が一つなら、軌道は一定する。

私は振らない。どこかに力みが生じないよう意識しつつ、クラブを前後に振って、その重さと振り子の自然な動きを確かめる。振り子の動作を保ちながら、ターゲットを見定めて、振り子の描く軌道と、狙うイメージを重ね合わせることでアドレスが決まる。正確にいうなら、支点となる首の付け根のポジションが定まる。支点さえ狂わなければ、大きく狂うことはない。あとは、クラブの重さを感じつつ、それが導く振り子の自然な動きに従い、上げて降ろすだけだ。

自然に任せれば、スイングは気持ち良くなる。自分の気持ち良さの価値軸が定まれば、その再現性が高くなる。その日の狂いを感じ、すばやく微調整できる。一つの基準ができれば、狙うことに対して、誰よりも鮮明なイメージを描けるようになる。気持ち良さを原点にすることで、自ずと感覚も磨かれていくのである。

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伊藤正治プロ
伊藤正治プロ

1959年生まれの東京都出身。中学2年生でゴルフを始めて以来、上達のための様々な工夫を実践。日本大学ゴルフ部に進み、アマチュアとして日本オープンに出場。プロ転向後もツアーで活躍。ティーチングに専念してからは経験を活かし後進を指導。愛弟子に'07日本女子アマを制した大学生の綾田絋子さんを始め、多数のトップアマチュアから師事される超多忙プロ。自身も日本オープンでの再起を目指して奮闘中。

  『Japan Open 27年ぶり出場目指して…』
 

悟のゴルフ バックナンバー

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第十二章 無意識に自分を洗脳してはいまいか?
第十一章 1日のメンタル・スタミナ
第十章 パソコンで何ができるの??
第九章 その日の真っ直ぐ探し、できますか?
第八章 ゴルフの力み
第七章 ゴルフは“気持ち良さ”があらゆる原点
第六章 科学で近道、努力には時間をかける
第五章 「技の引き出し」を増やす
第四章 イメージが湧けばスコアは縮まる
第三章 完璧主義 < 楽観主義
第二章 「無」が発想の源
第一章 覚悟のセットアップ
 

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