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練習場でただ漠然と気持ち良く打つ事を繰り返すタイプは、実戦に弱い人が多い。練習場では１球毎に球筋のイメージを作り、そのイメージに実打を近づけていく事が実戦向きのゴルフを作る。

たとえば椅子を使えば、正しいアドレスが体感できる。上の写真を見てほしい。椅子に座り、両足を自分の肩幅よりも開く。そしてつま先、肘、肩が横から見て一直線になるように上体（首）を起こす（※先に上体を起こして椅子に座るのはNG）。この背筋の伸び方、そして股関節に感じる窪みへの意識が、正しきアドレスを作る重要なポイントになる。

椅子を抜いて、その姿勢を保てば下半身強化にも繋がる。最初は30秒が目安。それができる人は１分。そして５分…。自分の体力レベルと相談して行ってほしい。また、このトレーニングは、股関節が柔らかくなるので、傾斜地からのショットに柔軟に対応できるようにもなる。