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ゴルフ野性塾SP

No.401 『流れをつかむ2つの基本』 6/21 更新


流れに乗る技術はありますか?

ゴルフはその日の体調や運などにより、その日その日の調子が生まれます。私のようにアベレージゴルファーは飛距離や距離感など「流れ」をつかむことが大切ですが、その流れにうまく「乗る」ことが難しいものです。作ることもなおさら難しいのです。ゴルフの流れをつかんで、乗る技術を身につけることはできますか? できるのであれば教えてください。

(埼玉県・39歳)


30センチのパッティング練習を勧めます

photo 乗ろうと思えど、乗る流れ、見つからず、だ。乗る事も流れも意識しないでプレーしていると、いつの間にか流れに乗っていたとゆう事もあろう。流れに乗るには乗り物が要る。乗り物なしの我が身ひとつでは乗るに乗れず、流れるに流れずの川下り。

例えるに初級レベルのゴルフは流れ急なる渓流下り、上級レベルだと流れ緩やかなる大河下り。貴兄はゴルフ初心者。渓流下りに大きな船は不要。川底に接触しにくいイカダかゴムボートで下るが最善であろうが、イカダとは基本

基本を身につけなきゃ流れには乗りにくいものでしてネ、やっぱしショートスウィングで球を打つが一番。それと3メートル以内のショートパットです。

ショートパットはゴムボートの進路決める櫂であり、スピードコントロールする櫂であり、イカダ操る櫓ともなり得るものだ。オールなし、櫓なしのゴムボートとイカダの渓流下りは大変に難しかろう。

初心者の方に3メートルのパッティング練習は何としても必要。外れてもいい、外れても縦横30センチの外れであれば初心の域は脱し得る。 貴兄はショートスウィングと3メートルのパッティングを今年1年の課題とせよ。ビシッとしたインパクト型持つスウィングが出来て、外れても縦横30センチ以上外れないパッティングであればゲームの流れは貴兄の手の中に入って来る。

健闘を祈る。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
No.402 スタート前の練習で何を目指すか (6/28) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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