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ゴルフ野性塾SP

No.395 『力を抜けば飛距離が出る?』 5/10 更新


本当の力の抜き方を教えてください

力を抜いたほうが飛ぶと教えられて、気持ちのなかに、それを強く意識しながら打っているのですが、力を抜いたほどに、飛びません。力を抜ば飛ぶ、本当の力の抜き方を教えてください。

(三重県・41歳)


軽く見えるだけ。力は要ります

photo ボールを飛ばすのはスウィングスピードである。スウィングスピードを与えるのは力である。力ありとも、力を受け入れてスピード化させたものをクラブヘッドに使えるのはスウィング型である。

故にボールを飛ばす上において必要なものはスウィング型とゆう事になりまししょう。力ありてのスウィング型ではなくてスウィング型ありての力と思った方が間違いのない手順であり、上達も早いと思う。力ありてのスウィング型ではハンディ10を切るのは難しい。

力は要ります。ただ、力の使い処と使い様を知らなきゃ折角の力も持ち腐れ化するは必然。力を抜いて250ヤード、300ヤード飛ぶ訳はない。力を抜いて軽く振れとゆう打ち様は余程のスウィング型出来ているか方か、インパクト直前、インパクト時、インパクト後の一気の締め打ちの出来る方の論であって、一般論にはなり得ない話だ。

力一杯振らなきゃ遠くへ飛ばせはしないだろう。力一杯、打つと、力一杯、振るは違う。力一杯、打つとゆう考えにはスウィング型の改善の余地、大いにあると思うし、力一杯、振るとゆうのは基本スウィング型出来る証しだと思います。

貴兄は力を使え。体重移動の生む力もあるし、利き腕使う力もあれば、リズムで生み行く力もある。要はその力がスウィング力に変わればいいだけ。ショートスウィングの練習が要ります。

ショートスウィングで関節の使い様、体重移動、リズム作り、球捉えのタイミング、そしてスウィング型を作り、ドローボールの出せるところまで、一途に打ち続けてもらたい。クラブは6アイアン。ドローボール出るようになればリズムとらえ、体重移動捉えは出来たとゆう事になります。そのリズムと体重移動に腕力を入れて行けば飛距離は生じる。

力を抜いて飛ぶ訳もない。軽く打て、は1日500球の練習を5年続けた方に出来る打ち方だと思う。

今、私は体を重く使いたいと考えています。力を重たさに変える打ち方であるが、重たさに変えれば軽く打っているようには見えるものだ。

私は力一杯、振っている。ただ、力を重たさに変えて来ただけの事。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
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No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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