今回のクラブは…
ブリヂストンゴルフ
センターに2グラム、ソール後方に8グラムの重量を搭載
軽いフックフェースでつかまりやすい
フェース部分の細かなミーリングがスピン量を軽減
ブリヂストンスポーツから世界戦略ブランドとしてスタートした「ブリヂストンゴルフ」の「J715 B3 ドライバー」です。
クラブ長さが実測で45.5インチとやや長く、クラブ重量も実測で約308グラムとやや重いので、クラブの振りやすさの目安となるクラブ慣性モーメントが290万g㎠と大きくなり、本来はヘッドスピードが45m/sくらいの人が、タイミング良く振りやすいクラブです。
ヘッドはオーソドックスな丸型形状で、軽いフックフェースが球をつかまえるイメージを持たせてくれます。そして、強いヒール寄り重心設計でヘッドの操作性が良く、同時に、球にドロー回転がかかりやすくなっているのが大きな特徴です。
また、アジャスタブルホーゼルで自分の好みのロフト角やフェース角に調整できます。
●もう一言
「J715 B3 ドライバー」より一回り小ぶりで、コントロール性能に優れた「J715 B5 ドライバー」も同時にラインナップ。
【監修】松尾好員
「ジャイロスポーツ」を主催するフリーのクラブ設計家。トッププレーヤーとクラブ設計家との双方の立場から見て下す評価は斯界で高い信頼を得ている。内外の数多くのクラブを計測・分析中。
※週刊ゴルフダイジェスト2014年9月30日号「ギアプロファイリング」より抜粋・要約
【今回試打したクラブ】ヘッドデータ10.5度、クラブデータ10.5度+標準Sシャフト
*評価は最近のドライバーの平均値と比べたもの
メーカー公表値