今回のクラブは…
タイトリスト
ネック側のソールに配置されたウェイトが重心距離を深くし、高弾道を打ちやすい
アドレス時に安心感のある丸型形状
低重心設計のシャローフェース
タイトリストの日本人向けブランド「VG3」の3代目「NewVG3ドライバー」です。
クラブ重量は、実測で288㌘弱と軽いですが、クラブ長さは、実測で45.75㌅と長いので、クラブの振りやすさの目安となるクラブ慣性モーメントが287万g ㎠とやや大きくなります。その結果、クラブ本来のポテンシャルでは、ヘッドスピードが43m/sくらいの方が、タイミング良く振りやすくなっています。
ヘッドはオーソドックスな丸型形状、強めのフックフェースで球をつかまえるイメージが出ています。そして、"アジャスタブルSURE FIT TOUR"で、自分の好みのフェース角やリアルロフト角に調整することができます。
●もう一言
ロフト9.5度のモデルは、ヘッド体積が450cc、形状は洋梨型と、10.5度とは異なっている。フェース形状も9.5度のほうがディープになっている。
【監修】松尾好員
「ジャイロスポーツ」を主催するフリーのクラブ設計家。トッププレーヤーとクラブ設計家との双方の立場から見て下す評価は斯界で高い信頼を得ている。内外の数多くのクラブを計測・分析中。
※週刊ゴルフダイジェスト7月22日号「ギアプロファイリング」より抜粋・要約
今回試打したクラブ ロフト10.5度/標準VG50-Rシャフト/A-1ポジション
*評価は最近のドライバーの平均値と比べたもの
メーカー公表値