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ゴルフ野性塾SP

No.432 『ヘッドスピードが上がる素振りを教えます』 3/3更新


早く振る基本を教えてください

昨年は飛距離が15ヤード伸び、240ヤードになりました。今年もさらに15ヤード伸ばしたいと思います。昨年はドライバーを替えた影響が大きかったと思うのですが、今年はヘッドスピードを40m/sから43m/sに上げて飛ばしたいのです。

(東京都・41歳)


振りの筋肉を鍛えるが最善

photo 貴兄が右利きであれば左腕の筋肉の鍛えは何としても必要であります。クラブ1本の重たさで左腕の訓練は出来ます。6アイアン1本、普段通りに持ち、左腕だけで振って行くのです。30回でいい。

次にクラブヘッドを逆にして60回振ってもらいたい。フェース面をバックスウィング方向に向け、クラブの裏側をフォロー方向に向けての左腕1本でする素振り。重さは筋肉を鍛えるが、クラブの重たさ以上の負担を続ける必要はない。6アイアンの重たさで十分。
そして重量位置を変えることで筋肉の負荷部分は微妙に変わるが、その変わり様がヘッドスピードを上げる要素となります。

次にまた元のフェース面に戻して30回の素振り。この30、60、30回を1セットとして2セットやってもらえばヘッドスピードは増して行くものだ。今の貴兄のスウィングに筋力アップの体を与えてやればヘッドスピード増すは自明。努力あれ。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
No.433 むやみにスウィングを変えるな (3/10) next
No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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