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No.382 『7W、9Wの練習法』 
2/2 更新
 
 ショートウッドが打てません
 
 最近7Wや9Wを使うようになったのですが、ラフではすっぽ抜けたり、ダルマ落としになったりと思うように打てません。ラフからでも真っすぐ打てるのが、これらフェアウェイウッドのふれこみだったのですが、うまく当たらずヘッドの先端に当たるミスも出ます。打ち方が悪いのか、クラブが悪いのか、ロフト20度以上のフェアウェイウッドの打ち方を教えて下さい。
 
(千葉県・39歳)
 
 
スタンス狭く、リズムで打ちます 
 小さいクラブヘッドを力で打とうとすればミスの確率、高まる。リズムで打つ意識は要りましょう。 
クラブヘッドの大きさに順応出来るはリズム。力じゃない。貴兄のダウンスウィングの時の進入角度が鋭角過ぎる様にも思える。
 
当たらなければ鈍になれ、の格言もある。野球然り、ゴルフ然り、当てる欲、飛ばす欲、高じる程にその欲、空回りもあろう。ならば欲に一度の目隠しつけて鈍になればよいとの教え。欲に距離を置き、その欲に対して適当な構えをしてみると当たる事もあれば思わぬ飛距離出る事もありましょう。近付き過ぎると見えなくなる事もある筈。
 
欲にはまとわりつく欲と単純欲の2通りあると思うが、まとわりつく欲は人を近視化されるのではと考えゆる次第。貴兄は7W、9Wに期待し過ぎではないのか。その期待、成就させるのは力と思って振ってはいないか。リズムです。
 
リズムはダウンスウィングでの鈍角な進入角度を作る。リズムで打て。まずは狭いスタンス、9アイアンの広さのスタンスでアドレス時の体重かける位置はスタンス中央。トップでもフィニッシュでもスタンス中央から体重位置、移さぬスウィングして貰いたい。新たなスウィングリズム作る時、体重移動入れると作り難いものです。
 
体重移動せずに振って行けば新たなリズムは作れます。そのリズムで球捉え出来るようになった時、スタンス広げて行けばよい。
 
貴兄はリズムを求めよ。ロフト20度以上のウッド打つには狭いスタンスでロフト20度のクラブ打てるリズム見つける事だ。焦る事はない。200球も打てばリズムはみつかりましょう。お試しあれ。
 
 
 この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。
 
 
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