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ゴルフ野性塾SP

No.307 『球質の柔らかいアプローチを目指す』 8/12 更新


ボールをピタッと止めたい

ハンディは12、ベストスコア75。現在上げて止めるアプローチを身に付けるべく練習に励んでおります。しかし、私としては右手首を使いすぎるために、フェースがかぶり、スピンを効率よくかけることができません。仮に高く上がっても、ピタッと止まらないのです。エッジからピンまでの距離が5ヤード、そして下り傾斜、バンカー後方からでもボールを止められるようなアプローチの打ち方を教えて下さい。

(宮崎県・37歳)


低く長いヘッドの動きを作ってください

photo 斜面に沿ったヘッドの動きを作るべきです。

バックスウィングでもフォローでも地面に沿ったヘッドの動き、要するに低く長くのヘッド使い。それでピンまでの短い距離、そして下り斜面には対応出来ます。

この時、留意してもらいたいのはバックスウィングとダウンスウィング、フォローのスピードを同じにする事。この3態のスピードが変化するとボールは止まらない。

球筋の柔らかさで止めなきゃいけない時、バックスウィング、ダウンスウィング、フォローのスピードを変えてはいけない。スピンで止めに行く時、ボールの高さで止めに行く時、球筋の柔らかさで止めに行く時と幾つもの球の止め様はあるが、貴兄は球筋の柔らかさのアプローチを目指すべきでしょう。球の高さではなく、ふんわりとした球質を目指すべきだ。




この「野性塾スペシャル版」は週刊GDの過去の連載からピックアップして転載したものであり、周囲の状況が現在と異なっていることが多々あります。

つづく
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目次
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No.459 距離感をあわせるには・・・ (10/6)
No.458 バックスウィングは・・・ (9/29)
No.457 選手のマナーについて・・・ (9/22)
No.456 助言で崩れたら、新たな・・・ (9/15)
No.455 一途に6アイアンを打ち続けなさい (9/8)
No.454 素振りで上達する方法 (9/1)
No.453 夏のゴルフは無理をするな (8/25)
No.452 50歳を越えてからの練習法 (8/11)
No.451 咀嚼の力で・・・ (8/4)
No.450 球落ちの原因は・・・ (7/28)
     
   
 
坂田信弘

京大中退からゴルフを目指した異色プロゴルファー。主として週刊ゴルフダイジェストを根拠として漫画の原作、競技観戦記、レッスン書、レッスンビデオなど八面六臂の活躍をしているが、現在は次代のゴルファー育成のため開始したジュニア塾の塾長として脚光を浴びている。スウィング型を作るための「ショートスウィング」を提唱。
 
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