のむらたけお●ゴルフ好きが高じて、ゴルフ関連のイラストを多く手掛けるようになった自称「ゴルフBAKA イラストレーター」。
自身のブログ『野村タケオのゴルフバカ日記』(http://blog.livedoor.jp/nomtak/)では、さまざまな最新ゴルフ情報をファンに発信中。
持ち球はハイフェード。HDCP9。
ボクは、普段からラウンドでレーザー距離計を愛用しています。初めて訪れるゴルフ場でプレーする機会が多く、目測では距離の判断を間違うことが多いからです。人間の目は周りの景色で錯覚を起こしてしまいますが、レーザー距離計は絶対に正確! 使い方は至って簡単で、カメラのようにレンズをのぞき込んで、ボタンをワンプッシュ。液晶に表示される十字(+)を対象物に合わせるだけでオッケーです。
最近ではGPSタイプの計測器もありますが、レーザー距離計が優れているのは、自分で自由に好きな場所を選んで、そこまでの距離を測れるところ。例えば、PAR3ではピンフラッグまでの距離を測るだけでなく、グリーン手前のバンカーエッジまでの距離を計って、バンカーを越すのに最低でも何ヤードのキャリーが必要かを知ることができるんです。こういった使い方ができるのもレーザー距離計の長所です。


レーザー距離計は、本体からレーザーを照射して、はね返ってくるレーザーを捉えて距離を計測する仕組みになっています。だから対象物にレーザーを当てることができれば、確実に正確な距離を計測してくれます。ただ、たまにラウンド中に興味を持っている人に貸してあげると、うまく距離を測れない人がいるんです。
その原因は“手ブレ”です。レーザー距離計は単眼鏡と同じような構造になっていて、倍率の付いたレンズが搭載されています。手ブレを起こすと、うまく対象物にレーザーを当てられません。慣れるまでは、しっかりと本体を両手で持って、ワキを締めて手ブレしないように構えるのがコツです。でも、いったん慣れてしまえば、片手でも問題なく使えるようになりますよ。
レーザー距離計は、これまでに何機種かを試用したことがありますが、『COOLSHOT 40i』は驚くほど軽くてコンパクトです! このサイズと軽さであれば、プレー中にポケットに入れておいても気になりません。それに手にしたときのホールド感にも優れていて、手ブレを起こしづらいようにも感じました。
なおかつ、この『COOLSHOT 40i』は対象物までの直線距離だけでなく、コースの打ち上げや打ち下ろしを考慮した“打つべき距離”まで表示する機能を搭載してます。このサイズで、これだけの機能を備えているなんて……。最新モデルって、やっぱりイイですね〜(笑)