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はみ出し 屋根裏TALK

【「ゴルフは100球打つより見てなんぼ!」出版記念短期連載】“解説のプロ”が教える、もっともっと上達の役に立つトーナメントの見方!
【「ゴルフは100球打つより見てなんぼ!」出版記念短期連載】“解説のプロ”が教える、もっともっと上達の役に立つトーナメントの見方!
①「空中のハザード」に松山英樹は苦戦する!?

大洗GCは国内屈指の難コースだが、井上誠一設計コース
らしい見事な造形美も見どころだ

みなさん、こんにちは! タケ小山です。今回から6回にわたり、プロツアーをもっと面白くみる方法、プレーを見て上手くなる方法を、がっつり書いていきたいと思います。

プロの試合を見るときは、まず開催コースをチェックすること。これが、意外と大切です。 たとえば、来週の国内男子ツアー『ダイヤモンドカップ』は、大洗ゴルフ倶楽部(以下大洗GC)で開催されますよね。大洗GCといえば、多くの人は「ああ、井上誠一が造った名門コースでしょ」と思うでしょうが、それだけでなく、コースのホームページなどで、あらかじめ何が特徴なのかを“予習”すると、より面白く見られるし、おのずとどこで何を見ればいいのかが見えてきます。

さて、その大洗GC。井上誠一の設計コースだから、まずは、「深いバンカー」が特徴として上げられますよね。そして「シーサイドコース」という特徴もある。シーサイドコースといえば、必然的に「風」がポイントになってくるわけで、風に対して、選手たちはどういうコース戦略をしてくるのか、ということが見どころになるわけです。
深いバンカーと風……。それだけだったら、プロなら攻略するのにそれほど苦労しません。しかし、大洗GCの特徴の1つであり、プロ泣かせのハザードがあります。行ったことがある人なら、もうお分かりかもしれませんね。そう、あの大きな松です。

そもそも、大洗GCは、防風林として松がたくさん植えられていた土地に造られたのですが、残された松が大きく育ち、さらに海からの風に押されて、ボールの通り道を遮るように、斜めに生えているのです。これが厄介! 風とは別の「空中のハザード」となり、難易度がさらに上がってしまったというわけです。

こういうコースでは、ボールを曲げることができる、ボールを自在に操れる技術がないと、まず勝てません。ティグラウンドからグリーンが見えていても、真っすぐのボールは通用しませんから。そういう意味では、池田勇太のようにボールを曲げてくる選手が有利とも言えます。逆に、高い球で勝負する松山英樹のような選手は、苦戦を強いられるかもしれませんが、本当の能力が試されるとも言えますね。

こんな風に、コースの特徴を知っていれば、選手たちの攻め方をもっと理解できますし、何よりゴルフというゲームが楽しむことができるのです。

 

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