
なにより打感を大切にする手嶋プロ。
ときどきジョークを交えながら、とても楽しく話させていただきましたが、クラブへのこだわりは強く、造詣も深い。クラフトマンの伊藤友男さんと一緒に、アイアンをつくる初期段階の工場へ行き、ヘルメットをかぶって鉄を叩く作業を見学したこともあるそう。自分のフィーリングを信じ、クラブのことを深く知ったうえでトーナメントに挑む。あの美しいフォームには、プロのこだわりがあるんだなぁと感心しました。
手嶋多一プロ
九州ジュニアで4度優勝し、高校卒業と同時に渡米。アレキサンダー・ジュニアカレッジで、ジュニアカレッジ全米1位にもなった。
その後、ジョージア東テネシー州立大を経て1992年に帰国。翌年プロテストに合格し、1996年にシード権を獲得する。以降、1999年の「ファンケル沖縄オープン」で初優勝するとコンスタントに活躍を続け、2001年の「日本オープン」、2003年の「アイフルカップ」でも勝利。特に2003年は、予選落ちがわずかに1回とい う安定したゴルフを展開した。
2006年末には欧州ツアーのクオリファイを突破。2007年は欧州ツアーを主戦場としたが、本来の実力を発揮できずに志半ばで帰国。しかし同年、日本ツアー「カシオワールドオープン」で勝利を飾り、海外での経験が無駄ではなかったことを証明した。
昨年YORO JAPAN(ミズノテクニクス)へ伺い、1日クラフトマン体験をさせていただきました。
1本のアイアンがたくさんのクラフトマンの職人技によってでき上がるのを目のあたりにして、一生懸命売らなきゃと思ったのですが、今回、手嶋プロ、小林プロ、伊藤さん、野村さんと話して、まだYORO JAPANの誠意、スピリットを十分伝えきれてないと反省しました。
バイヤー小俣、心新たに、ますます販売に注力します!