沼津国際カントリークラブ

- さらなるクオリティを求め、芝種転換する
- 沼津国際CCは、今年からさらにクオリティの高い第四世代のベント芝へ芝種転換する。今年の秋からは、これまで以上に滑らかな転がりを楽しめるそうだ。触るだけで速度が出てしまうようなスピード感、シャープに曲がるラインを読み切ってシビれるパットを楽しもう。
最速はプロも怖がる14フィート!
一般的なコースのグリーンの速度は9.5フィート前後だが、速さを追求する沼津国際CCでは通常10~10.5フィートのスピードが楽しめる。11月から3月はさらに速く、受けグリーンで上り傾斜から打つと、ボールが転がり戻ってグリーンの外へ出てしまうこともあるそうだ。「面積が小さくフラットな面が少ないため、計測できませんが14フィートくらい出ていることもありますね」。14フィートといえば、トーナメントでも「速すぎて打てない」といわれるほどのスピードだ。

転がりを追及して芝種を転換
2000年からペンA2というニューベント芝を採用してきた沼津国際CCは、今年はさらに新しい芝種に変える予定だそうだ。「ペンA2は第三世代の芝種ですが、今は『V8』や『シャーク』など、第四世代の芝が登場しています。第三世代よりも耐暑性に優れていて病気になりにくい特性があり、管理しやすいというのが採用を決めた理由のひとつ。また、第三世代よりもさらに直立型で目数が多い芝なので、上手く育成できればスムーズに転がるグリーンも作りやすいんです」

今秋には新たなグリーンでプレー可能
メイングリーン、サブグリーンともに夏までには芝種を転換し、今年の秋には新たな芝種のグリーンを体感できるという。今は、練習グリーンを使って第四世代の芝の中でどの品種がもっとも沼津国際CCの土壌に合うのかを調べている最中だそうだ。「沼津国際CCに足を運んでくれるゴルファーの約8割がグリーン目当て。これからもプレーヤーの期待を裏切らないグリーンを作り続けていきます」。

速いグリーンの違いを楽しむゴルファーに
もちろん、沼津国際CC以外でも滑らかでスピーディな転がりのグリーンを楽しめるコースもある。沼津国際CCのように低刈りをしてスピードを出しているコースをはじめ、ローラーをかけて速いグリーンを作っているコースなど、色々なコースに出かけて転がりの違い、芝目で曲がり方、切れ方がどう変わるのかなどを感じれみては? これまで以上にプレーの喜び、ゴルフの醍醐味を感じられるはずだ。
