地上2階、地下1階で、延床面積4365平方mと18Hとしては大きいハウスである。外観も威風堂々としており、豪華なイメージである。しかし、決してきらびやかな豪華さではない。天井は低く、照明もほとんどが電球色で、落ち着いた雰囲気が漂う。ただし、内装は、木目のラインが天井をデザインし、梁の細工も細かく、十分に豪華さは感じる。
「レストランでは、ホールアウト後もお酒を飲んだりして過ごしている人も多いですね。また、お風呂は温泉ですから、その点でもくつろいでいただけると思います」(支配人代理・橋元忠則氏)
ホールアウト後もレストランに腰を据えるということは、それだけ居心地がいいハウスということである。照明と内装がフィットして、暖かみを感じる雰囲気でもある。
地形上、コースに直結するロッカーや浴場などのフロアは地下ということになる。浴場は、女性脱衣室はなく、女性ロッカー室に洗面がついていて兼用スペースになっているのが特徴的。浴室は、男女共、露天風呂を備えており、ゆったりとくつろぐという考えが具現化されている。
一方、2階は、VIPスペース。フロア全体が3つのサロンに分けられ、それぞれにトイレや浴室がついている。日頃、一般客の利用はないものの、2階への扉を閉めておくことで、光熱費などのムダを省く設計となっている。