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クラブハウス探訪
福岡雷山ゴルフ倶楽部  8/25 更新
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 山荘をイメージした居心地のよいハウス

エントランスホール

所在地/福岡県前原市大字川原807
電 話/092-323-8181
開 場/平成8年8月21日
コース/18H 7011Y P72
ハウス設計/(株)日本設計、(有)杉村建築設計事務所
ハウス施工/清水建設・東建設・平成建設JV
延べ床面積/4365平方m
構 造/RC造

クラブハウスにはゴルフ場ごとにコンセプトがある。機能面を重視しよう、豪華さをアピールしようといった、独自の考えが存在する。今回の福岡雷山ゴルフ倶楽部には、丘陵・林間のコースにマッチしたハウスを目指した「森の山荘を思わせるクラブハウス」というコンセプトがある。外観は、石、レンガ、木など自然材を基調としている。

地上2階、地下1階で、延床面積4365平方mと18Hとしては大きいハウスである。外観も威風堂々としており、豪華なイメージである。しかし、決してきらびやかな豪華さではない。天井は低く、照明もほとんどが電球色で、落ち着いた雰囲気が漂う。ただし、内装は、木目のラインが天井をデザインし、梁の細工も細かく、十分に豪華さは感じる。

「レストランでは、ホールアウト後もお酒を飲んだりして過ごしている人も多いですね。また、お風呂は温泉ですから、その点でもくつろいでいただけると思います」(支配人代理・橋元忠則氏)

ホールアウト後もレストランに腰を据えるということは、それだけ居心地がいいハウスということである。照明と内装がフィットして、暖かみを感じる雰囲気でもある。

地形上、コースに直結するロッカーや浴場などのフロアは地下ということになる。浴場は、女性脱衣室はなく、女性ロッカー室に洗面がついていて兼用スペースになっているのが特徴的。浴室は、男女共、露天風呂を備えており、ゆったりとくつろぐという考えが具現化されている。

一方、2階は、VIPスペース。フロア全体が3つのサロンに分けられ、それぞれにトイレや浴室がついている。日頃、一般客の利用はないものの、2階への扉を閉めておくことで、光熱費などのムダを省く設計となっている。



外観 レストラン
クラブハウス外観 エントランスホールから続くレストラン。色調は、窓枠、サイドボードともにマホガニーで統一されて、落ち着いた雰囲気を醸し出している。18卓
ラウンジ コンペルーム
レストラン手前のラウンジ コンペルームは4室で112人収容
浴室 露天風呂
男性浴場。ゆったりと造られており、外には露天風呂がある 露天風呂


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ゴルフ場セミナーより転載

ゴルフ場の運営に携わる専門家向けに発行されている、ゴルフダイジェスト社発行「ゴルフ場セミナー」誌のカラー企画「クラブハウス探訪」からの転載です

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