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クラブハウス探訪
南長野ゴルフ倶楽部  7/23 更新
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  単純な動線と自然な雰囲気でオーソドックスに

フロントロビー

所在地/長野県更級郡大岡村中牧字聖274-1
電 話/026-266-2011
開 場/昭和62年9月15日
コース//18H 7024Y P72
ハウス設計/(株)日本総合建築事務所
ハウス施工/鹿島建設(株)
延べ床面積/2037.64平方m
構造/鉄筋コンクリート

表玄関を入ると、ロビー・フロントがあり、2階への階段が目に入る。2階はレストランとコンペルームで、コース側に出入口がある。これはクラブハウスのごく一般的なスタイルだ。これに各ゴルフ場ごとの工夫やこだわりが加わる。しかし、この基本型こそが、もっとも使いやすいクラブハウスのひとつの型ともいえる。今回はこの基本型に従ったシンプルハウスを紹介しよう。

「高原コースでもあり、周囲の山々の自然とマッチすることがコンセプトでした。そうなると、あまり豪華なものより、開放感のあるシンプルなデザインがいいということで、現在のクラブハウスとなったと聞いています」(赤澤正己副支配人)

 延べ床面積2037平方メートルと、比較的小さいハウスである。しかし、フロント、ロッカー・浴室、レストランといった常用スペース以外に、朝夕の待ち合わせや歓談に使うラウンジが1階のロビー脇にある。ここはフロントからも見え、ゴルファーが気軽に声をかけられる距離である。また、フロントとマスター室はつながっている。フロントに従業員がいれば、客の動きも分かり、レストラン関係以外の気配りのほとんどが出来る仕組みだ。

「ハード的に凝るよりも、ソフトを充実させてお客様に接しようというのがゴルフ場としての基本姿勢です。もちろん、表玄関をガラス張りにして日本アルプスが見えるようにしたり、浴室の床を黒みかげ石にして滑らないようになどの配慮はしていますが」(赤澤正己副支配人) オーソドックスであることが、よりサービス面の向上に役立ついい例と言えよう。



ハウス外観 外観
ハウス外観。表玄関となる駐車場側からは重圧感も感じられる コース側は2階のテラスが見え、リゾート的な雰囲気を出している
レストラン コンペルーム
2階レストラン。コース側は全面ガラス張りとなっている。夏場は開放し、高原ならではの自然の空気を取り込む。また、奥にはテラスが見える。19卓 コンペルームはシンプル。3室あり、トータルで114人収容
ロッカー" 浴室
ロッカーは男女ともに腰掛けがついたタイプを使用。男性334本、女性75本 風呂場では、女性脱衣室がやや狭いが、造りはこちらもオーソドックス。浴室は男女とも広々しており、明るい


つづく
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ゴルフ場セミナーより転載

ゴルフ場の運営に携わる専門家向けに発行されている、ゴルフダイジェスト社発行「ゴルフ場セミナー」誌のカラー企画「クラブハウス探訪」からの転載です

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