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クラブハウス探訪
パームヒルズゴルフリゾート  
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  遊び心を強調して雰囲気を盛り上げる

外観

所在地/沖縄県糸満市字新垣762
電 話/098-994-0002
経 営/(株)高倉コーポレーション
開 場/平成3年11月7日
コース/18H 6850Y P72
ハウス設計/BAU設計集団、(有)西里建築研究所
ハウス施工/清水建設(株)、(株)国場組、(株)大城組建築協同企業体
延べ床面積/13000平方m(約3940坪)

南国・沖縄は、亜熱帯にあり、島全体がリゾートともいえる。ゴルフコースも年間を通じて緑を保っている。そんな雰囲気を盛り上げるクラブハウスには、重厚感よりも、明るさや遊び心の方が似合う。大胆な嗜好を凝らした、南欧ふうのハウスを紹介しよう。

 リゾートと銘打つ以上、ゴルフプレーが主体であっても、やはり、リラクゼーションや非日常が用意されていなければならないだろう。パームヒルズゴルフリゾートは、その名のとおり、リゾートを念頭に構成されたゴルフ場である。「当初から『インランド・リゾート』というコンセプトで、プレーだけでなく、パームヒルズの施設すべてがリゾート施設だという考え方を持って、運営しています」(宇良宗堅総支配人)

 構造的には、建物中央部に位置するアトリウムの圧倒的な存在感が強烈なインパクトとなっているが、広い廊下やトイレ内部にも、リゾートの趣向が感じられる。特に象徴的なのがスタートテラス。乗用カーの1Rスループレーのスタイルでは、わざわざ2階のレストランに上がるのは、ホールアウト後。それまでの飲食をスタートテラスで行う。

 さらに、リラックスのためのスペースが浴室。浴場には各種風呂があり、リラックシングルームでは、バスローブでゆったりくつろぐことができる。

 とかく経費に目がいって、レジャー感覚が疎かになりがちな昨今。各々のコースでハウスの存在意味をもう一度考えてみてはどうだろう。



廊下 外観2
玄関を入ると、まず広い廊下。目の前のアトリウムには圧倒されるが、廊下の広さと草花の飾りつけも十分に南国リゾートの雰囲気をかもしだしている 噴水とヤシの木。そして、南洋植物で飾られたアトリウム。日本では他に例をみない、遊びの空間
スタートテラスレストラン コンペルーム
スタートテラスレストラン。プレーヤーはここで軽食を済ませてスタートしていく。オープンテラスになっていて、コースを見ながら歓談もできる コンペルーム。レストランの端と、廊下を挟んで反対側とにある
男子浴室 リラックシングルーム
アトリウムとならんでゆとりとくつろぎ感を提供するのが浴室スペース。男女共、浴室は岩風呂、大理石風呂、サウナ、ジャグジーと揃っている それぞれにリラックシングルームも設けられている


つづく
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ゴルフ場セミナーより転載

ゴルフ場の運営に携わる専門家向けに発行されている、ゴルフダイジェスト社発行「ゴルフ場セミナー」誌のカラー企画「クラブハウス探訪」からの転載です

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