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  ゴルファーの立場から発想したクラブハウス

外観

所在地/高知県高岡郡日高村大花1000
電 話/0889-24-7711
経 営/かもべ開発(株)
開 場/平成8年5月25日
コース/18H 7011Y P72
ハウス設計/(株)連合設計・(株)ハウジング総合コンサルタントJV
ハウス施工/ミタニ建設工業(株)
延べ床面積/2829平方m(約857坪)
構造/RC造

バブルが崩壊したあと、平成8年オープンである。経営者とすれば、プレーヤー優先より、経営者感覚を優先させて建築したいところだろう。が、あくまでもプレーヤーサイドに立った造りをしている。

 一歩玄関からハウスに入ると、視界の中にコースが飛び込んでくる。一直線でコース側に出ることが可能なのだ。そして、吹き抜けの高い天井も解放感がある。「私もゴルファーとしていろいろなコースに行ってます。経営者としてではなく、プレーヤーとしてこうして欲しいということを積極的に取り入れたつもりです。空調などを考えると効率はよくありませんが、天井は高い方がいいでしょう。まず、ゆとり感と解放感ですね。そして、みんなにとってのシンプルな動線です」(三谷一美社長)

 レストランにしても、ラウンジにしても、実にゆったりとしている。相当額の建設 費を思わせるが「備品を含めて12億円ほど。高額なものと同じようなもので素材をちょっと変えて使っています」と、三谷社長。母体会社が建設業なので、そのへんはプロ。

 コースの設計監修は、戸張捷氏。「コースとハウスに一体感が欲しかったので、ハウス設計の段階で戸張氏にもアドバイスをしてもらった」という。ハウスに入る、そ してコースに出るまで段差がないのも、そのひとつ。 あくまでも、ゴルファーの立場から発想したハウスになっている。



ホール 外観2
ハウスに入ると、解放感に満たされる プレーヤーサイドに立った創り
ラウンジ レストラン
ラウンジもゆったりしている。ソファはインドネシア製で格安とか せっかくの景観と、ブラインドはない。が、日当たりがよすぎるため窓にシールを貼っている
女子浴室 男子浴室
個室になる、気配りされた女子浴場 洗い場が13ある男子浴場


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ゴルフ場セミナーより転載

ゴルフ場の運営に携わる専門家向けに発行されている、ゴルフダイジェスト社発行「ゴルフ場セミナー」誌のカラー企画「クラブハウス探訪」からの転載です

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