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PRGR「SCIENCE FIT」がコナミスポーツクラブ 目黒に登場!
内藤コーチのマル秘レッスンも飛び出した記念イベント

9月1日からプロギアのゴルフスイング診断システム「SCIENCE FIT(サイエンスフィット)」がコナミスポーツクラブ 目黒に設置された。前日の8月31日には、メディア向け発表会が行われ、また同スポーツクラブがあるアルコタワー(東京都目黒区)1階ではツアープロコーチ内藤雄士氏のトークイベントが開催された。内藤コーチ、そして「サイエンスフィット」の話に来場者は熱心に耳を傾けていた。

コナミスポーツクラブ 目黒の目玉のひとつに

「サイエンスフィット」は、「ヘッド挙動測定器」、「初期弾道測定器」、「磁気センサースイング測定器」、そして「プロギアスイングビュー」を使ってスイングを科学的に解析するシステム。この解析データを基に、正確かつ効率的にレッスンやクラブフィッティングが行えるものだ。昨年の夏に「プロギア銀座」でデビューしたこのシステムは話題を集め、瞬く間にプロ・アマチュア問わずゴルファーの間で話題になっていた。

今回、その「サイエンスフィット」がコナミスポーツクラブ 目黒に設置されることになった。もちろん、こちらにもプロギア公認のティーチングプロが常駐し、スイング診断とレッスンを行ってくれるのだ。これまで施設内にゴルフ練習エリアを設けていた同クラブは、設置の理由について「ゴルフレッスンのプログラムの目玉のひとつに」とコメント。また、スポーツクラブ内に設置することで、ゴルフに熱心に取り組む層だけでなく、ビギナーや女性などこれまでレッスン、クラブフィッティングに縁がなかった層にもアプローチしていく。

「プロギア銀座」に設置されている「サイエンスフィット」は、ゴルフ初心者には敷居が高い雰囲気があるが、スポーツクラブ内にあるとなれば気軽に利用できるはずだ。

谷原、矢野のスイングチェックにも活用する「サイエンスフィット」

 コナミスポーツクラブ 目黒に「サイエンスフィット」がオープンする前日の8月31日、メディア向けの発表会と記念イベントが開催された。発表会には多くのメディアが駆けつけ、「サイエンスフィット」の関心の高さを改めて感じさせられた。その後は、同クラブの1階で内藤雄士コーチのトークショーを開催。一般向けのイベントにも多くの観客が集まっていた。

内藤コーチはトークショーの中で、「サイエンスフィット」の最大の特長として「スイングのデータとスイング映像をリンクさせてチェックできる点」と語った。従来のレッスンはスイングを見ただけで行うため、その映像(スイング)を見る「コーチの目」だけに頼る部分が大きく、経験値やそのコーチの考え方に左右される部分があったそうだ。つまり、正しさの証明がないままレッスンが行われていたため、スイングを悪化させる可能性も秘めているということになる。その点、「サイエンスフィット」はインパクトの瞬間やスイング軌道などのデータが正確に分かるため、効率的、かつ正確にレベルアップできるというわけだ。「各社からスイング診断機やフィッティングシステムが登場していますが、映像とデータの融合、精度は『サイエンスフィット』がダントツ」と内藤コーチは太鼓判を押した。

イベントも中盤になると、同コーチの話は自身が契約する谷原、矢野のスイングの話へ。実は、両プロはプロギアの契約選手のため、サイエンスフィットを定期的に利用している。内藤コーチは2人のスイングをモニターに映し出してスイングを解説。2人のスイングの特徴や好調時と不調時の差など、他では聞けないような裏話も飛び出した。来場者の多くはこの話を興味深そうに聞き入っていた。

内藤コーチ直伝 スライスを直す秘訣とは?

 イベント中は、内藤コーチがワンポイントレッスンを行う場面もあった。コーチいわく、アマチュアの7割がスライサーとのこと。そのほとんどがアウトサイドインによるものなのだが、スライスで悩む多くのアマチュアが一発で修正できる方法を教えてくれた。

「クラブが外側から降りてきているからインサイドから振りなさい」と言われた経験があるゴルファーは多いはず。しかし、「インサイドから振りなさい」というアドバイスは間違っている可能性があると内藤コーチは指摘する。

「スイングの基礎となるのはセットアップ。グリップやアドレスが間違っているからアウトサイドインの軌道になっている可能性があります。ですから、まずはセットアップを確認することが大切です」
 まずはアドレス時に肩がターゲットラインと平行になっているかどうかをチェックすること。右肩が前に出ているということは、最初からアウトサイドインのラインに構えていることになるのだ。これは、左腕よりも右腕が上にある状態でアドレスしている人に多いそうだ。

そういうゴルファーは、グリップを修正する必要がある。具体的にはまず、左手親指をグリップの真上に置くのではなく(左手の甲がターゲットを向いている状態)、グリップのやや右側に親指を置くこと。そしてそれに合わせて右手親指をグリップのやや左側にセットすれば、肩のラインがスクエアになるという。「カリスマコーチ」の貴重な生の声をメモを取りながら聞く観客の姿もあったのが印象的だった。

「これだけで軌道はよくなり、クラブフェースの向きも改善されます」とは内藤コーチ。スライスで悩んでいる方は自分のアドレス、グリップをチェックしてみては?

イベントの最後に内藤コーチはこう語った。「上達の近道は、まず自分のスイングを知ること。その上でクラブを換えたほうがいいのか、スイングをどう直したらいいのかを判断することが大切です。そういう意味でも『サイエンスフィット』の効果は絶大。がむしゃらに1000球打つよりも『サイエンスフィット』を利用したほうが効率的です」

 内藤コーチ自身もツアープロのスイングチェックで使用しているだけに、この言葉には重みがある。最後に、「スイングが完成しているプロよりも、アマチュアの皆さんの方が、間違いなく『サイエンスフィット』の恩恵を受けるでしょう」と付け加えた。劇的なレベルアップを可能にするプロギアのサイエンスフィット。利用すればゴルフ人生の大きなターニングポイントとなるに違いない。

『コナミスポーツクラブ 目黒』 【電話】03-5719-9572(ゴルフ受付専用)