真冬のラウンドでも暖かさを保ち、着用したままスイングできる機能性を備えた新ジャンルのウェア『ムーブダウン』。ゴルファーのために開発されたこのダウンブルゾンが、今年さらに進化して登場する。どの部分がどのように変わったのか、GDO SHOPバイヤーの梅田がミズノの開発担当者に取材し、徹底的に細部までチェックした。
ダウンジャケットは、軽くて暖かいのが長所ですが、伸縮性がないためにゴルフのプレー時に着るのには不向きだと思われていました。そこでミズノがゴルファーのために2011年に開発して発売したのが『ムーブダウン』です。
肩口と脇部分にストレッチ素材を採用し、着用したままでもスイングしやすいこのアイテムは、ゴルファーに性能の良さが評価されて、おかげさまで大ヒット商品になりました。そしてゴルファーの意見を反映し、さらなる機能性のアップを目指して開発したのが新モデルの『ムーブダウン』です。
- 「従来モデルは身幅が比較的ゆったりとしていましたが、新モデルではよりカラダにフィットするようにサイズ感を見直しました。アドレスして前屈みになったときでも、お腹まわりがもたつかないように改善されています」
- 「ミズノオリジナルの発熱繊維であるブレスサーモ、薄手のダウンを組み合わせることで1枚でも暖かく、そのうえ軽量なのが『ムーブダウン』の特長です。従来モデルでも270グラムと超軽量でしたが、新モデルではさらに軽くなって230グラムになりました(※メンズLサイズの場合)。コンパクトに折りたたんで収納できるので、キャディバッグのポケットに常備しても邪魔になりません」
- 「デザイン面でも従来モデルから洗練されました。従来はダウンのステッチが等間隔でしたが、新モデルでは胸の部分だけを細かくすることで、すっきりとした印象になっています。従来モデルでも好評だったカラーバリエーションは、新モデルでも豊富に取り揃えました。全7色からお好みのカラーを選べます」
「従来モデルから『ムーブダウン』は機能性に優れた商品でしたが、新モデルはさらに進化して改良されていますね。肩甲骨まわりにはストレッチテープが使われていて、スイング時に肩を大きく動かしても全然つっぱり感がありません。サイドのストレッチも効いています。
新モデルは身幅がスリムになっていますが、サイドにも伸縮性があるのでピッタリめで着用しても大丈夫。僕は身長177cm、体重72kg、上半身はガッチリした体型ですが、サイズはLでちょうど良さそうです。このサイズ感ならインナーに薄手のニットを着てプレーできると思います。スマートに着こなせるので、ゴルフシーン以外でも活躍してくれそうです!」
「プレー時に屈伸してもつっぱり感がないように、縦方向によく伸びるストレッチ素材を採用し、動きやすさを重視したアイテムです。また、後ろのベルトループ下の腰ヨーク部分を一枚の布にして、前屈みになったときでも腰にもつっぱり感がでないように配慮しています。さらにベルトのラインをカーブさせることで腰の動きにもフィットするように設計されています。ノータックなのに、はき心地はゆったりしているので、これまでタック入りのパンツに慣れていた人もはきやすいと思います。ひざ位置が高くなるように設計することで、足長に見せる効果もあり、ゴルファーに嬉しい機能が満載です。」
「『ムーブパンツ』は防風機能を備えていますが、冬用として『ムーブウォームパンツ』もラインナップしています。こちらは直ばきできる防寒パンツとして開発したもので、暖かく、動きやすいうえにシルエットがすっきりしているのが特長です。機能性とデザイン性を両立させた、いち押しアイテムです」
「ゆったり感があって動きやすいのに、ダボダボした感じがありません。カッティングと縫製に凝った作りになっていて、ヒザ裏のラインがキレイに見えるのがいいですね。素材にはかなりの伸縮性があって、とてもスムーズにヒザを曲げ伸ばしできます。グリーン上でラインを読んだりするときに、このストレッチ素材の効果を実感できそうです。もうひとつ気に入ったのが、腰回りのフィット感。屈んでも腰のベルト部分が浮くようなことがありません。このパンツならプレーに集中できそうです!」
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