JPX850

バイヤー小俣の潜入レポート!ミズJPXドライバー編

ミズノから新しいドライバー「JPX850」が発表されました。

まずは練習ラウンドでJPX850を打たれた手嶋多一プロにお話を聞きました。

まずクラウン部分の色がいいよね。僕は試作段階から見せてもらっていて、色を決める工程にも参加させてもらっているんです。鮮やかだけど深みのある、とてもいい色になったと思いますよ。
打ってみた感じは、やっぱり飛ぶよね。そして曲がりが少ない。
僕は今まで、なるべく芯の小さいヘッドを使ってきたんですよ。芯が小さいヘッドのほうが飛ぶんじゃないかって思ってた。でもそんな考えはこのJPX850ドライバーでなくなりましたね。
このヘッドは芯が広いうえに飛距離も出る。
多少のミスヒットでも嫌な打感がなく、曲がらずに飛ぶってのは魅力ですね。

色を決めるのにもプロが関わっているとは、驚きました。
芯が広くなってるというのは、我々アマチュアにとっても本当に嬉しいですね。
ミスに強くて飛ぶ、理想のドライバーじゃないですか!

練習場でJPX850ドライバーを打っていた武藤俊憲プロにお話を聞きました。

一発打った瞬間に弾きの良さを感じました。操作性も高いんだけど、ミスに対する許容範囲も広い。
プロは難しいドライバーを使っていると思っている方が多いかもしれませんが、プロだってやさしいクラブを使いたいんですよ。でもある程度の操作性がないとコース戦略が出来ない。
その点ではこのJPX850ドライバーはいいですね。
10通りのウェイトポジションがあって、ポジションごとに結構フィーリングが変わるので、これからいろいろとテストしながらベストポジションを決めたいと思います。

トーナメントという過酷な状況の中では、プロもやっぱりやさしいクラブを使いたいということでしょう。
JPX850ドライバーはやさしさもありながら、プロの高度な要求にも応えられるポテンシャルを持ったドライバーなんですね。武藤プロがどのウェイトポジションで使うのか、非常に興味があります。

これからJPX850を手に練習ラウンドに出られる小林正則プロにもお話を聞きました。

JPXシリーズのドライバーっていうのはやさしいイメージだったので、正直、アマチュアの方が使うクラブだと思っていたんですよ。だけど今回のJPX850ドライバーを打ってみたら、プロでも十分使える操作性やフィーリングの良さがある。ヘッドの色が「ミズノブルー」って感じで本当にいい。顔もいいからとても構えやすいしね。
芯は広いんだけど強い球が出るのでアゲンストに強いし、飛距離も出る。
弾道をチューニングできるドライバーというのをほとんど打ったことがなかったんだけど、自分好みにセッティングできるってのはいいですね。

アマチュア用のクラブだと思っていたプロも納得させてしまうJPX850ドライバー。
やさしさや強弾道だけでなく、顔の良さや打感などにもこだわって作られているんでしょうね。

最後にミズノの企画推進課の大野さんにお話を聞きました。

最後にミズノの企画推進課の大野さんにお話を聞きました。

今回のJPX850ドライバーはとにかく「飛び」を追求したドライバーです。「飛びの三要素」と言われている「ボール初速」「スピン量」「打ち出し角」、その中でも「ボール初速」については反発係数の上限があるため、これ以上アップさせることはなかなか難しい。
そこで「打ち出し角」「スピン量」をそのゴルファーのスイングに対して最適化してあげれば、さらに飛距離を伸ばすことが出来るのではないかと考えました。

今回JPX850ドライバーに搭載した弾道チューニング機能「ファーストトラックテクノロジー」により、重心距離の長さを変更し、ヘッドの返りやすさを調整することが可能になります。さらにウェイトを前後に動かすことにより重心深度も調整可能なので、ボールのスピン量や弾道の高さをコントロール出来ます。そしてロフト角調整機能「クイックスイッチ」により、最適な弾道高さが出るロフト角を8種類の中から選べます。
この2つの調整機能により、本当にゴルファーが直感的に、なおかつ簡単に自分に最適なポジションを見つけられるようになりました。特に重心深度を変更してスピン量を変えられることで、いろんなヘッドスピードの方が最も飛ばせる「飛びスピン」を簡単に得られるようになっています。
JPXという名前ですからやさしさは当然ありながら、最適弾道による強い球で飛距離が出る。このあたりがプロにも支持を頂いているのだと思います。
アマチュアゴルファーにも、ぜひ一度打ってみてもらいたいですね。

インタビューの中で大野さんが何度も「かなりチャレンジしました」とおっしゃってたのが印象に残りました。
それだけ今回のJPX850ドライバーは画期的な機能が搭載されており、こだわりぬいて作られた自信作だということが伝わってきました。
私も早く自分の「飛びスピン」を見つけたいです!

JPX850 SPEC

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