ゴルフネットワーク解説陣の今年はこの選手に注目!

ゴルフネットワーク解説陣の今年はこの選手に注目!

全ラウンド合計40時間以上にわたって全米オープンゴルフ選手権を生中継するゴルフネットワーク。
解説を担当する佐藤信人プロ、ツアープロコーチ内藤雄士、プロキャディの杉澤伸章

※選手情報は2017年6月4日現在のものとなります。

松山英樹

松山英樹(日本・25歳)

佐藤、内藤、杉澤3人揃って注目選手に挙げたのはメジャー制覇へ期待が高まる松山英樹。

佐藤信人
今や世界トップクラスの選手でメジャーの優勝候補に名前が挙がる選手。フィジカルとメンタル共に疲労感なく試合を迎えれば優勝のチャンスもあると思います。エリンヒルズGCのグリーンはベント芝なので松山選手にとっては好条件です。ポアナ芝など癖のあるグリーンは苦手としていますが、オーガスタや2勝を挙げているフェニックスオープンのTPCスコッツデールのようなベント芝の転がりの良いグリーンとの相性が良い。
内藤雄士
昨年の秋から絶好調で世界ランキング4位、Fedexcupランキング2位にいることは本当にすごいです。実績に加えてメジャーで勝つために1分1秒を無駄にしない努力をしていますし、メジャー中心のスケジュールを組んでいるのでいつメジャーで勝ってもおかしくない。直近の大会では思うような成績が残せていないですが、どんな選手にもバイオリズムがあって良いときもあれば悪いときもある。全米オープンはさらなる飛躍をするのに大切な時期になります。松山選手にとっても、日本のゴルフ界にとっても悲願のメジャー制覇を期待したいです。
杉澤伸章
ザ・プレーヤーズ選手権の後は全米オープンまで約1ヶ月の間でメモリアルトーナメント1試合だけなので体のコンディションは良いと思いますし、ゴルフをしたい気持ちが強い状態で全米オープンを迎えるでしょう。エリンヒルズGCは小さいグリーン、大きいグリーン、ポテトチップスのようにうねったグリーンもあれば、平らなグリーンといろんな特徴のあるグリーンがあるコースです。セカンドショットのターゲットが狭いピンポイントゲームになるので、横幅より縦距離が重要になります。縦の距離感が抜群なショットメーカーの松山選手に期待です。

佐藤信人が注目!

ダスティン・ジョンソン

ダスティン・ジョンソン(米国・32歳)

世界ランキング1位、Fedexcupランキング1位といま最も充実している選手。飛距離も出るし、曲がらない。パーオン率も1位でパッティングもうまいし、隙のない選手。シャットフェースのスイングで、低くて強いボールを打てるので風の中でのプレーが得意。2位に入った2年前のチェンバーズベイと似たようなコースで強い風が吹くので、ダスティンに向いている。

ブランデン・グレース

ブランデン・グレース(南アフリカ・29歳)

南アフリカ勢は今大会で活躍する可能性が高い。リンクスコースを得意とする欧州勢の中でも風の中でプレーが上手な選手。チェンバーズベイで開催された2015年は4位。飛距離も出てボールコントロールもうまい。5月のBMW PGA選手権で優勝争いをするなど調子は上向き。

宮里優作

宮里優作(日本・36歳)

初出場ながらも日本人最高の23位に入った昨年の大会は大きな経験になったと思います。世界に挑戦したいという気持ちが今年の好成績にもつながっています。全米オープン日本予選会では44ホールに及ぶ熾烈な争いを勝ち抜いて出場権を獲得しました。全米オープンへの想いは人一倍強い。

内藤雄士が注目!

ローリー・マキロイ

ローリー・マキロイ(北アイルランド・28歳)

チェンバーズベイで開催された2015年大会では9位、全英オープンでも優勝しているし、リンクスコーストの相性は問題ない。今シーズンは優勝こそないものの、マスターズで7位に入るなど出場7試合中5試合がトップ10入りとしっかり上位に入っています。ダスティン・ジョンソンの勢いに比べると少し大人しいですがドライビングディスタンスは308.5Yと飛距離も健在。

アダム・スコット

アダム・スコット(オーストラリア・36歳)

アンカリング規制後はパッティングで苦しんでいたスコットですが、ストロークゲインドパッティング(パッティングのスコア貢献度)のスタッツを見ると、昨年の129位(-0.618)から今シーズンは40位(+0.355)まで上昇しています。今年のマスターズでは9位と好調。2015年のチェンバーズベイでは4位とリンクスコーストの相性も良い。ショット力は世界トッププレーヤーの中でも抜群に良い選手なので、パッティングが良ければ初の全米オープン制覇の可能性もあるでしょう。

ルイ・ウーストハイゼン

ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ・34歳)

2010年の全英オープンでメジャー初優勝。メジャーなど大舞台に強い選手。2015年のチェンバーズベイで行われた全米オープンでは2位。今年の開催コースもコース全体に木がない人工のリンクスコースなので相性も良い。安定したプレーが持ち味の選手で今年のプレーヤーズ選手権では2位に入るなど好調。

杉澤伸章が注目!

ジェイソン・デイ

ジェイソン・デイ(オーストラリア・29歳)

今回のコースはティーショットの落とし場所が見えないホールやセカンドでグリーン面が見えないホールがあるのが特徴。ランディングエリアのイメージ力が重要になり、また、目標物が少ないので空中にターゲットを取ってアドレスをして行く必要があります。普段から一打毎に目を瞑り弾道のイメージをしているジェイソン・デイにとっては特別なことではないので、他の選手よりアドバンテージになります。

ジョーダン・スピース

ジョーダン・スピース(米国・23歳)

2年前に全米オープンで優勝したチェンバーズベイとコースの雰囲気が似ている。スピースは広いコースでショットメイクしていくのが得意。4月から5月にかけて珍しく予選落ちもありましたが、ディーン&デルーカ インビテーショナルで2位に入るなど上り調子。ショットの調子が悪かった春先はずっとアドレスを平行にとる練習をしていましたが、成果が出始めています。勢いを持って全米オープンに臨んでくるでしょう。

フィル・ミケルソン

フィル・ミケルソン(米国・46歳)

今年のマスターズではガルシアが優勝して、念願の優勝と言えば全米オープンではフィルの流れもあると思います。全米オープンでは過去6度の2位があり、優勝すればキャリアグランドスラムを達成します。悲願の全米オープン制覇へ気持ちは強い。エリンヒルズGCはフェアウェイが見えないブラインドのホールが多いので、ティーショットを曲げながら攻める必要があります。ボールを曲げるのがうまいフィルのような選手はコーストの相性が良い。

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