「ミズノオープンよみうりクラシック」後、
新たに6人の出場資格が!
海外メジャーの出場資格のほとんどは、過去のメジャーでの実績や世界ランキングなど、海外ツアーでの実績が指標となっている。その中にあり、「全英オープン」は日本ツアーの成績のみを対象とした資格が多く、他のメジャーに比べて広き門といえるだろう。
日本ツアーの成績により付与される2008年度の出場資格は、以下の通り。
- @
- 2007年度の「日本オープン選手権競技」優勝者(谷口徹)
- A
- 2007年度の日本ツアー賞金ランキング上位2位までの者
(2位/片山晋呉、3位/B.ジョーンズ)
- B
- 2008年度の日本ツアーにおいて、「日本プロゴルフ選手権」から「〜全英への道〜ミズノ
オープンよみうりクラシック」に至る、計4試合の賞金加算額上位2位までの者
- C
- 2008年度の「〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック」上位4位までの者
カテゴリーA〜Cは、出場資格が重複しても出場枠が減るわけではなく、優先順位が繰り下がる。既にカテゴリー@により谷口徹、カテゴリーAにより片山晋呉とブレンダン・ジョーンズが出場資格を獲得(B.ジョーンズは谷口の資格が重複しているため繰り上がり)。残るカテゴリーBとC、つまり「〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック」が終了する6月22日の時点で、新たにメジャーへの切符を掴む6人が決定するのだ。
今回は、熾烈な資格争いが予想されるカテゴリーBにフォーカス。「日本プロゴルフ選手権」、「マンシングウェアオープンKSBカップ」、「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」、「〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック」の4試合を追う。
6月中旬「サントリーレディスオープン」に注目!
男子の「全英オープン」と同様、「全英リコー女子オープン」も日本ツアーの成績のみを対象とした資格が多い。日本ツアーの成績により付与される2008年度の出場資格は、以下の通り。
- @
- 2008年度の「We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント」終了時点
(6月16日)までの日本女子ツアー賞金ランク上位5名
(2007年度の『全英リコー女子オープン』上位15位」の条件を満たしている佐伯三貴と不動裕理を除く)
- A
- 2007年度の日本女子ツアー賞金ランク1位(上田桃子)
- B
- 2007年度の「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」優勝者(古閑美保)
既に出場権を獲得しているのは、「2007年度の『全英リコー女子オープン』上位15位」の条件を満たしている佐伯三貴と不動裕理。さらに、カテゴリーAで上田桃子、カテゴリーBを満たしている古閑美保の4人。カテゴリー@においては、佐伯と不動の2人を除いた上位5人が出場資格を得る。
例年ドラマチックな結末を迎える日本ツアー予選、「ヴァーナルレディース」から「We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント」までの5試合を追い、資格獲得までのストーリーを辿る。