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横峯さくらインタビュー 「やる時はやる、やらない時はやらない」

07年シーズンは終盤まで上田桃子と賞金女王争いを繰り広げたが、一歩及ばず年間2位。優勝は3回を数えたが目標の年間4勝には届かなかった。安定した戦績ではあるが更なるステップアップを目指してツアー5年目、22歳となった横峯は変化を見せる。

集中力のろうそく

今年の目標は前年に引き続き年間4勝に設定した。さらに、シーズン終盤に低下してしまうモチベーションを維持したい、と抱負を語る。横峯が考える目標達成に向けてのキーポイントは、ずばり「メリハリ」だ。

国内女子ツアーの人気を牽引する横峯には、各トーナメントやスポンサー、協会、さらにはメディアから多くの要望や依頼が舞い込む。気がつけば、自身の気持ちや体調とは裏腹に、やる事が増えていた。それが、シーズン終盤に精神的な疲れとなって、モチベーション低下に現れたのだ。

「悪い時も悪いなりにベストを尽くしたい」という横峯は、試合に出れば嫌でもギャラリーの注目を浴び、「正直、悪い時は放っておいて欲しい」という気持ちとは裏腹に、連日のように記者会見にも呼び出される。”集中力”という名のろうそくは、絶えず燃え続け、シーズン終盤を前に燃え尽きた。

08年のキーワードは『メリハリ』

「なぁなぁが嫌」という横峯が、その状況を打開しようと動き始めた。「今年は、大事な試合は前の週から入って調整するとか、自分のペースでスケジュールを組んで戦いたい」。海外の一流選手がメジャーに照準を合わせるように、ここ一番の為に集中力を温存し自己管理する。やる時とやらない時をはっきりさせる。それが、横峯のいう「メリハリ」だ。

では、その先にあるものは…?「日本女子オープン?そうですね、そういうことにしといて下さい(笑)」。大事なところは、はぐらかす。自分にプレッシャーを掛け過ぎないスタイルは、去年までと同様だ。

既に、国内女子ツアー開幕前に海外で3試合をこなし、「去年とは大分違って、良い調整が出来ています」と、自信ありげな横峯。これまで周囲に任せていた部分も少しずつ自分で処理するようになってきた。「そういえば、最近ようやく朝一人で起きれるようになってきました(笑)」。一歩ずつ大人への階段を上りながら、目指すは日本一の称号だ。

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