マイク・アダムスによる米国流超天然打法

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マイク・アダムスによる米国流超天然打法
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心温まる親子の二人三脚物語

アメリカのゴルフダイジェスト、ゴルフアワードが選ぶ「全米トップ100インストラクター」で、常にトップ10に入る数少ないティーチングプロのひとり、マイク・アダムス。「ゴルフ界は今、素晴らしい時代を迎えている。個性的な選手が増え、個人の特徴を生かし、磨く時代になってきたのだ」と彼は語る。

30年以上にわたり米国レッスン界の最先端を歩んできた彼の「超天然打法」を紹介しよう。

Chapter 1

自分のリーチを知っていますか?

英才教育を受け、世界と渡り合える選手である丸山茂樹。プロゴルファーの父というと、スパルタ教育かと思いがちだが、父・丸山護の教育は180度違った。「練習にはテーマを与え打ち方を自然と覚えるような方法。テーマはお互いに出し合って取り組み、理屈は後から付いてくる」と丸山護は言う。子供を信じ、自由奔放に育てた。そのDNAは親から息子、息子から孫へ引き継がれている。

Chapter 2

前腕と上腕の長さを比べよう

腕の長さで変わるのは、アドレスだけではない。トップの高さにも個性として現れる。腕が長いのではなく「腕のどの部分が長い」かが重要となる。それによって、目指すトップの位置が変わるからだ。それぞれの長さを計測してみよう。

Chapter 3

あなたの回転軸はどこ?

スウィングで回転する主体となる場所も、ゴルファーの個性だと考えている。あなたは、左右の股関節そして骨盤、どこをメインにして回転しているのだろうか。左、センター、右、どこを主体に回転すると心地よいか、どこに回転軸のイメージを持てば回転しやすいのか考えてみよう。

Chapter 4

インパクトまでの腰の回転量は?

『腰の回転スピード』と『地面を蹴る力』この2つの加速が飛距離の源である。ボールを打つように、右手でグローブのようなものを思い切り叩いたとき、腰の回転量が多い人ほど、腰を素早く回転できる可能性が高い。自分が、腰の回転速度で飛ばすタイプか、脚を伸ばす力を使うタイプかを見極めよう。

Chapter 5

インパクトで両脚を伸ばす

ダウンスウィングで沈み込みインパクトで伸び上がる。このスウィングのゴルファーは、こうすることで腰の回転の遅さ(少なさ)を、両脚で地面を蹴る力で補っている。
腰をうまく回転できない人は地面を蹴る力を使ってみよう。

Chapter 6

バックスウィングで右手はどこを向く?

インパクトゾーン周辺の、クラブヘッドの動きを決定づける右手の動きにも、骨格だけではなく、運動経験や生活習慣などの様々な要因で、個性が現れる。右手のひらの向きでクラブヘッドの動きが決まる。誰かに両肩を押さえてもらい、クラブを持たずに腕だけでバックスウィングをしてみよう。

『レッスンの匠 米国流・超天然打法』は、チョイス2015年秋号に掲載されています。

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