「ブラックウィドウ」のロゴを前面に打ちだした、斬新なデザインに目が惹かれる。「ブラックウィドウ」といえばシューズの鋲が有名だ。8つのフレキシブル・レッグのモデルや、特徴的な形の「パルサー」など、シューズの裏をみれば同社の製品がついていることだろう。そんな同社のグリップは、シューズの鋲同様に抜群のグリップ力を誇るという。

ラインナップは、ラバー4種とコード入り2種の6モデルに、パター用3モデルを加えた全9モデル。もっともスタンダードな「ツアーシルク」は、エンド側のロゴが引き立っている。ブラックとホワイトの2色を揃える。中央にロゴを配し、よりソフトなフィーリングを追求した「エッジ」や「シグネチャー�U」。そして、重量48g±3gとやや軽量に作られた「フュージョン�U」は、バランスを調整したいと思ったときにも使えるグリップだ。

他にも、滑りにくいフルコードの「トルク」、フィーリングとしっかり感が味わえる、ハーフコード入りの「ウィドウ・メーカー」をラインナップする。

パターグリップも3種を揃え、グリーン上でもともにしたい「ブラックウィドウ」。フラットな面が広いパドル型は「ウィドウメーカーパター」と「シグネチャーパター」の素材違いの2種がある。前者は2層ゴム構造、表面が滑らかで手触りが抜群。一方、きめの細かいゴムが特徴な後者も、ラバー特有のフィーリングが感じられる。

また、グリップ上部がやや後方に反っているピストル型の「フュージョンパター」は、シルクのようなフィーリングが特徴的。きめ細かいポリウレタン素材を使ったことで、独自のソフト感を得ている。ミドルサイズとジャンボサイズの2タイプを揃え、ユーザーに応える。

パットが上達するひとつには、絶対的な距離が必要となる。そのためには、グリーン上でのフィーリングが要求される。手に馴染む、感性を生かせるグリップが、上達には欠かせないだろう。