玄関から入り、フロント前ロビーを奥に進むと、吹抜けになり1階のラウンジがある。コース側は全面ガラス張り。室内にいて大きな開放感を味わえる。2階への階段の脇に男性ロッカーへの入口があるが、ここには扉があり、防犯に役立っている。防犯上の配慮では、フロントの真正面に貴重品ロッカーやバッグ置場などのスペースを並べた点も参考にしたい。ロッカーは男女同型だが、スペースは広く取られており、女性の場合、脱衣室手前にソファや化粧コーナーも設けている。
「レストランのコース側がガラス張りなのはよくありますが、うちの窓は、立てに仕切りが入っているだけの枠組のようなイメージになっていると言われています」(副支配人・山尾家正氏)
歩間取りとしては、2階にもラウンジがあるものの、特に変わった施設はない。強いて言えば、別棟になっている喫茶・軽食棟である。現在、朝のスタート終了時まで営業しているが、ここがあることで、午前中は2階をクローズでき、省エネ、少人数運営にも役立っているという。
部屋数自体も多くなく、配置も比較的単純なことから動線もいい。前述のように防犯への配慮も含め、設計当初から、ハウスの一部だけを使ったセルフ営業が念頭にあったようだ。