「iD SPIN」と「iD DISTANCE」、2種のボールが新たに発売された。今回のiD SPINを契約プロの矢野東選手、谷原秀人選手は、「ボール初速が明らかに速くなっている。ドライバーショットでは飛距離が伸びています。でも、フィーリングが大切なショートゲームでは、スピンが効くようになっている」と、ツアーの舞台でも頼れるボールだとその印象を語る。この2つのボールは、どちらも3ピース構造でディンプル数も“330”と同じ設計が施されている。しかし、カバーとコアの素材を変えることでそれぞれの特徴を出しているのだ。

視認性のいいカラーバージョンをラインナップする他、ボールサイドにはターゲットラインになるブランドロゴを入れている。さらにiD DISTANCEはボールナンバーも大きくデザインされ、ユーザー目線での使いやすさを意識した点も嬉しいポイントだ。

スピン性能と飛距離性能、どちらも高い次元で兼ね備えたボールながら、それぞれの特徴を引き出している2種のiDボール。よりソフトな打感を実現する「iD SPIN」は、インナーカバーとコアに高反発素材を採用し初速性能を高め、中弾道のドライバーショットが打ちやすい。また、フィーリングを左右する外側のカバーには柔らかいソフトウレタン薄カバーを採用し、ソフトな打感とスピン性能を兼ね備えた。

一方で、「iD DISTANCE」は反発性能の良い素材を外側のカバーに採用し、高い飛距離性能を確保。ボール初速を高めるとともにマイルドな打感をしっかりと確保した。

ショット、アプローチ、パター、スイングやストロークが良くても、結果はボールが要になることも。自分の実力を出し切るためにも、プレースタイルに合ったボールを選びが必要だ。