
- −今回、PINGから新商品の「G20ドライバー」がスタートするとのことですが、印象はいかがですか?
- 「G15ドライバーよりもヘッドが大きく感じますね。だからとても安心感があります。そして打感が良く、つかまり易いドライバーに仕上がっていますね。そして左右の曲がりが少なくなった気がします。フェアウェイウッドは、ドライバー同様、構えた時に打ち易いイメージが持てます。で、実際に打ってみると、ボールが上がり易く距離も出ていたのでツアーで戦う上で大きな武器になると思います」
- −なるほど。一ノ瀬プロはツアーの中でもドライバーショットが非常に安定していると思うのですが、そんなプロからアマチュアの方へのドライバー選びのアドバイスはありますでしょうか?
- 「そうですね。まずボールが上がらない方は、ヘッドが後ろにも大きいドライバーを選ばれた方がよいと思います。なぜかというと重心が後ろに下がっているので、ボールが上がり易くなるからです。またシャフト選びも大切です。アマチュアの方の多くは、ご自分の力よりも硬いシャフトを選ぶ傾向があります。『僕はSシャフトだ』などと思い込んでいる方もいますよね。でも、ヘッドスピードが40m/s前後で一般男性のそれとあまり変わらない私たち女子プロも、RやSRシャフトを使っています。ですので、オーバースペックのクラブを使うのではなく、易しいクラブを選ぶことをおススメします」
- −では具体的にアマチュアの方におススメのドライバーはありますでしょうか?
- 「私がおススメするドライバーはG20です。初心者の方から上級者のゴルファーまで、レベルを問わず、簡単に打てるクラブですからね。このG20に、自分に合ったシャフトを装着すれば、理想的なボールが打てると思いますよ。そして、そのスペックを見つけるために、PINGのフィッティングを受けることをおススメします」
- −ティーショットをする上で心掛けることはありますでしょうか?
- 「技術も大切ですが、まずはコースマネージメントやショットへの臨み方も大事にしていただきたいですね。私の場合は、ショットの前になると、深呼吸をして、プレッシャーを感じないように『フェアウェイに行けば良い』というくらいの気持ちでショットしています。あらかじめ、どちらのラフに打って大丈夫かなど覚えておけば、気持ちもラクになると思いますよ。私はフェード打ちなのですが、左にOBなどがあるときは、左を怖がらずに、しっかりと振り抜くことを考えています。タイミングを合わせるだけだと、引っかかり左に行ってしまいますからね。フィニッシュまでしっかり振り抜くとこが大切だと思って打っています。右にOBなどがあるときは、左サイドをしっかりと向いて、やはり怖がらずに振り抜くことが重要ですね」
- −シーズン前にアメリカでフィッティングを受けられたと思いますが、その時の成果を教えて下さい。
- 「そのときはシャフトを中心としたフィッティングを行いました。フィティングそのものは、自分に合ったクラブが見つかるので、私も大変助かっています。今までフィーリングでクラブを選んだり、セッティングをしているところもあったのですが、フィッティングをすれば数値で自分にはどんなクラブが合っているのか分かるので、納得したクラブ選びができますね」
- −一ノ瀬プロはドライバーを選ぶときに何を重要視しているのでしょうか?
- 「まずは“顔”ですね。アドレスして、しっくりくるクラブが良いです。その上でフィッティングをして細かいスペックを決めています」
- −ところで、一ノ瀬プロはこちらも新製品であるANSERパターの「ANSER4」を使用されているようですね。
- 「はい。打感が非常に良いですね。それからヘッドの重量感が私にピッタリなんです。ANSERパターは7種類あり、全て構え易かったのですが、打感がANSER4が一番でした。そして最後の一転がりがあり、とても満足しています。ボールに直進性があって、狙ったカップに吸い込まれるような感じが持てるところが気に入っています。みなさんも7本のANSERパターからベストな1本が見つかりますよ!オススメします。」
- −本日はありがとうございました。一ノ瀬プロも使用している新製品情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください。
