ミズノスペシャルファンサイト

金谷多一郎1960年生まれ。東京都出身。
日本大学ゴルフ部出身で、84年にプロ入り。
ツアー1勝(87年伊香保国際オープン)。
現在はトーナメント中継の解説・レポーターからクラブの開発、レッスン番組など活躍の幅は多岐にわたる。
KANATANI PRO IMPRESSION
※コース練習場、TRACKMANによる3球のベストショット
振るほどに気持ち良くなる 人間の能力を引き上げてくれる1本

最初に数発打っただけで感じたのは、自分が持っているスイングで打っていけるということです。
そう感じた理由はどのヘッドスピードにも合わせられる点です。こういった試打企画をやる時には、当然そのクラブがターゲットとしているヘッドスピードで振ることが求められるわけですが、タイミングの取りやすさを特に感じました。

シャフトは軽くて硬いタイプだとお聞きしましたが、硬いというよりは腰がある様に感じます。ヘッドスピードの設定だと42m/sくらいまでとのことですが、ヘッドスピードがそれ以上あったとしても十分使えます。
例えばスペックをRの9.5度にして、溜めを深くしながら振り回していける感じがありました。要するにヘッドスピードでスペックを決めちゃうクラブではないということ。Sの10.5度やRで9.5度など、様々な組み合わせで、自分自身のスイングにマッチさせられるということです。実際、私が自分のフルスペックでスイングした時でもシャフトがへたらなかった。驚きましたね。

金谷多一郎 写真

ヘッド性能に関しては、ヘッドのたわみなど、最高の技術が搭載されています。そこにシャフトの性能が加わって、大きな飛距離を生んでいるように感じます。
また、個人的に気に入ったポイントは打感です。音だけで言えば、音の高さというかインパクトの迫力は音の大きさで感じているんだけれど、手応えは柔らかくてボールがひっつくんです。
ボールが潰れる感じは自分のタイプとしては心地いいんです。 ヘッドのたわみとシャフトの弾きの相乗効果を感じました。
そこにどういうメリットがあるかというと打った時の気持ち良さなんです。ボールのリリースポイントとボールの打ち出すラインといったものがイメージしやすい。
球筋を打ち分けるという操作性ではなく、どこに打ち出すかを操れる感じが気持ち良いんです。人間の能力を引き出すというか、振るほどに気持ちが良くなるので、スイングのレベルをどんどん引き上げてくれる感じがします。

クラブとしては完成度の高い1本だと断言できますが、そこに人間の感性が合わさることで大きな飛距離を生む要因になっているのだと思います。今のは叩けたなとか、今のは芯を喰ったとかを感じることができるクラブです。

金谷多一郎 写真
YASUHIRO KAMO IMPRESSION
※コース練習場、TRACKMANによる3球のベストショット

加茂康弘さん 43歳/HC6

ゴルフ歴13年。自身の仕事をしながらゴルフ場でキャディのアルバイトをするほどのゴルフ好き。突然出る左へのミスを解消したい。
自己ベストの飛距離を楽々オーバーしてしまった

基本的に持ち球はドローですが、左へのミスも多いんです。引っ掛けやチーピンですね。そこに関しては、曲がりの少なさに驚かされました。これは左にミスしたなという当たりでも、そこまで引っかかっていませんでした。
直進性が高く、安定して飛んでいると感じました。
また、見た目の弾道の強さも然ることながら、計測した数字にも驚きました。自己ベストの飛距離を楽々オーバーしてしまいましたね。
ボールが上がりやすく、打った時のフィーリングが良い点も気に入りました。ドローヒッターなのでスピン量が少なすぎるとドロップしてしまうことがあるんですが、楽に上がってくれるので、キャリーをきっちり確保することができる。気持ち的にも楽になります。
打感は柔らかい印象で、良い素材を使っているんだろうなと感じました。
3月の発売が待ち遠しいです。

Comment of Staff

開発者(青木智明さん)の声

開発者(青木智明さん)の声
加茂さんが感じた球の上がりやすさは、低重心設計によるものです。一般的なヘッドと比較すると約3ミリほど低くなっています。この数字は驚異的だと言えます。それを実現しているのが、ネックの可変式を採用しなかった点にあります。
またソール面に採用しているデュアルウエイト設計により、低重心かつ深重心設計が可能になり、高打ち出し・低スピンの直進性の高い弾道で、飛距離を生み出します。
ヘッド素材にはMPと同じストロングフォージドエリートチタンを素材に採用することで、ミズノらしい打感の良さを生み出しています。
SATOSHI SHIOMI IMPRESSION
※コース練習場、TRACKMANによる3球のベストショット

塩見智さん 45歳

ゴルフ歴10年。平均スコア90。飛距離を伸ばしたい気持ちはありながら、曲がってしまってはスコアにならないため、その両立を実現してくれるクラブを探し求めている。
ミスヒットに強く左右のブレ幅がかなり狭まった

9.5度のSRでも全く頼りなさを感じず、強い球が出ました。今自分が使っているクラブよりもフィーリングが良かったですね。
その理由は優しく感じたことなんですが、打感云々ではなく結果が出てくれることから感じる優しさなんです。特に感じたのはミスヒットした時の飛距離のロスが少ない点。むしろ芯で当たっているのと同じくらい飛んでいたかもしれません。45歳でキャリーが200ヤードくらいなので、楽に飛んでくれた方がありがたいんです。
デザインは構えたときの顔もシンプルで、上級者っぽくて満足感があります。アベレージゴルファーもそういうクラブを使いたいですからね。計測データに関しては、自分のベストに近い結果でした。今日初めて打って見て平均的にこの数字が出るのは、それだけミスヒットしても左右のブレ幅が小さいということでしょう。右にも左にもミスが出るんですが、今日は特に先に当たったときのミスに対する強さを感じました。

Comment of Staff

開発者(青木智明さん)の声

開発者(青木智明さん)の声
今回は芯をフェースのど真ん中に持ってきています。設計上、芯はフェースの真ん中よりもややヒール上になりやすいのですが、ネック部分の可変式を採用しないなどしてそれを実現しています。
芯をセンターに持ってくることで、よりミート率を高めています。芯を外しても塩見さんが飛距離を落とさなかったのは、スイートスポットエリアがそれだけ広くなったということに加えて、平均的にフェースの反発力が高いことを証明しています。
また、フェースには高速初速設計を採用し反発力を高めています。
外周部を薄くして真ん中を厚くする部分肉厚フェースを採用することで、インパクト時の反発を高めています。トランポリンで真ん中に重い力が加わった方が、反発が大きくなるのと同じ原理ですね。構えた位置でボールをヒットすれば良いので、スイングの反復性も高くなります。
HARUO YAMAZOE IMPRESSION
※コース練習場、TRACKMANによる3球のベストショット

山添晴夫さん 54歳/HC6

ゴルフ歴は32年。ゴルフショップMAXを経営している立場から多くのクラブを体験する。今シーズンは公式競技へ再度挑戦すべく、ギアを含め準備を進めている。
シャフトが軽いのに暴れる感じがなくタイミングが取りやすい

ヘッドスピードがあまり速くなくても飛距離を楽に伸ばせるモデルだと感じました。
特にこの"MFUSION"シャフトはかなり良いと思います。シャフトが軽いのに、暴れる感じがない印象を持ちました。
何度かスイングして、慣れてくるとタイミングの良さをどんどん感じることができるんです。10.5度で計測したデータが一番良かったんですが、9.5度でも球は十分上がりますし、もっと打ちこめば飛距離も伸びるような印象があります。
だから、ロフトとフレックスの組み合わせで、自分のスイングにマッチしたクラブになると思いますね。
それだけ順応力が高いシャフトだということ。ミズノのカーボンがこれほど良いとは驚きました。

Comment of Staff

開発者(青木智明さん)の声

開発者(青木智明さん)の声
物理的にどんなゴルファーにおいてもボールスピードは速い方がいいので、そこにはこだわりました。一般的にオーバースペックを使っているゴルファーが多いというデータがあります。
軽いシャフトの方がヘッドスピードが上がるので飛ぶと言われていますが、すると強度が弱くなるのでミート率が悪くなる。結果、硬めを選ぶ傾向が強くなっているというのがその理由ですが、それを踏まえて今回は軽いけれど暴れないを追求したシャフトの制作を目指しました。
カーボンナノチューブという過去にできなかったカーボンと炭素繊維を混ぜる技術に成功。それを採用したのがエムフュージョンなのです。
もともとミズノのカーボンの歴史は長く、例えば水素燃料で話題のトヨタのMIRAIの水素タンクや、時計のGショックのベルト、さらにはETCゲートのバーなどにミズノのカーボン技術が採用されています。
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