マジェスティゴルフは「秋のコンボキャンペーン」を12月31日まで実施中だ。「コンクエスト」と「ロイヤル」の2モデルが対象となり、ドライバー購入で同シリーズのフェアウェイウッドまたはハイブリッド1本、アイアンセット購入で同シリーズのハイブリッド2本が数量限定でついてくるオトクなもの。ゴルフライターの鶴原弘高さんがキャンペーンの活用法とともに、魅力が詰まった各シリーズの性能を紹介する。
雑誌やウェブ、ネットTVで最新クラブの試打レビューなども行うライター。ギア情報を動画配信する会員制ウェブサイト「3up CLUB」の編集長を務める。
ドライバーとアイアンの間を埋めるクラブがついてくるだけでも十分に魅力的な「秋のコンボキャンペーン」だが、ほかにも大きなメリットがあるという。鶴原さんが「キャンペーンを上手に活用することでクラブセッティングの流れがよくなる」と明かす理由とは。
スコアメイクのカギを握るのは、14本それぞれのクラブを同じフィーリングとタイミングで振れること。しかし、その中に性質が異なるクラブがあると、セッティングの流れが悪くなることでスムーズに振り抜くことができなくなり、クラブによって得意・不得意が生まれる一因となります。
最も簡単に、失敗することなく流れを崩さないセッティングを組む方法は、得意クラブと同じシリーズをチョイスすることです。例えばドライバーが得意なら、同じシリーズのフェアウェイウッドやハイブリッドで揃えれば、セッティングの流れが悪くなる心配はありません。
同様にアイアンが得意なら、同じシリーズのハイブリッドをセッティングに加えることで、長いクラブでもスムーズに振り抜けるようになるはず。見た目や性能だけでなく、打感や打音にもつながりがあると、リズムやテンポがより安定するというメリットもあります。
そういう意味でもおすすめしたいのが、
流れの良いセッティングを、
コストを抑えて組むことができる今回のキャンペーン。
しかも、どちらのシリーズも完成度が非常に高く、
飛距離アップとスコアアップが期待できるクラブです。
ドライバーは、オーソドックスな丸顔でヘッドのすわりが良く、スクエアに構えやすい。重心距離は短めなのでスムーズにヘッドがターンするため、自分の意志で球をつかまえることができます。右プッシュやスライスに悩んでいる人は、打ちやすさと飛距離性能の高さを感じることができるはずです。
アイアンは、セミラージサイズですっきりとした顔。球の上がりやすさがあり、グリーンを上から狙える性能の高さを感じます。クラブが長すぎず、扱いやすいこともポイントですね。
ドライバーを購入する場合は、ヘッドスピード40m/s以上なら5Wを選ぶのがおすすめ。3Wではなくても十分に飛距離を稼げる性能を備えるからです。フェアウェイウッドが苦手なら3Hも候補のひとつ。扱いやすく、強い球が打てるクラブに仕上がっています。
アイアンセットを購入するのなら、最も大きな番手が6番なので4Hと5Hを選択するのがベターでしょう。
ドライバーは、ヘッドスピード35m/s前後が最も飛ばせるクラブ。適度なつかまりの良さがありつつも、極端なフックフェースではないのでスムーズに構えられます。ミスショットで曲げたとしても、ラフに留まってくれる高い寛容性と直進性を備えています。45.5インチと46.5インチが用意されており、ゴルフ歴が長く、当て感のある人は長尺タイプを使用すると飛距離がさらに伸びるはずです。
アイアンは、ラージヘッドでグース感が強めのデザインです。「コンクエスト」シリーズと同様にシャフトが長すぎないので、スムーズに振り抜きやすい。球が上がりやすく、弾き感の中にやわらかさのあるフィーリングなので気持ちよく飛ばせます。
ターゲットはヘッドスピード30m/s台なので、ドライバーを購入するのなら3Wを選んで飛ばしに重きを置くと良いでしょう。球が上がりやすく、ミスに強いので、簡単に遠くへ運べるフェアウェイウッドです。
アイアンセットは7番までなので、1本は6Hをチョイス。もう1本は、求める飛距離に合わせて5Hか4Hを選択するとセッティングの流れがキレイになります。