
- では、勝負を挑み勝ってきてブランドがゴルファーにとってどう影響するのか。
- ゴルフが勝負するスポーツであることは冒頭に記した。コンペティティブなシーンでは競技者同士の駆け引きもあるが、基本自分に勝負を挑み続けるスポーツかと思われる。
- そのために必要なのは、早朝から覚醒した頭とカラダ。ベッドの温もりを引きずっててはスタートホールで攻めのティーオフはできない。
- ジュリエッタはそんな朝にピッタリな一台だ。スポーツマインドを高める走りが頭をスッキリさせる。例えばゴルフ場までの道筋を思い浮かべてほしい。都心に住んでいれば、高速道路での移動は欠かせない。で、ジュリエッタはそのときの走りがいい。アクセルに対するレスポンスはよく、ほしいときに中間加速を得られる。追い越しにストレスを感じないのは大事なことだ。
- また、ゴルフ場はたいがい国道や県道から少し入ったところにある。なので、近づくと自然と道はワインディングと化す。となるとここでもジュリエッタの走りが冴える。お得意の軽快なハンドリングが脳を覚醒させる。ドライバーと一体になった走りが気持ちいいのは言わずもがなだ。
- もちろん、“勝負”のクルマといってもつねにピーキーな走りを求めるわけではない。ラウンド後、頭の中でそのプレーを振り返りながらの帰路にもジュリエッタはその味を出す。行きにあれだけアグレッシブな走りを見せた顔が、じつにジェントルな走りをもたらせるのだ。その懐の深さにさらに魅力を感じる。
※ラゲッジルームの左右最大サイズは
1042mmで、43.5インチドライバーが収納可能。