打ってみると、少し高めの中弾道で低スピン感があります。
ランでも飛距離を稼げそうな強い球で飛んでいきました。振れば振るほど飛ばせそうな雰囲気を持ったドライバーです。球のつかまりは良く、ヘッド形状から受ける印象よりもずっとやさしく打てます。
そしてフェースにボールが吸い付くような打感は、まさに上級者好み。インパクトの衝撃が少なく、ヘッドスピードを抑えて打ってもボールに当たり負けするような感覚がありません。素振りのようにフィニッシュまで振り抜いていけます。
前モデルの『GIGA HS781』と比べると、大きな進化を感じたのがフェースです。独自開発した「TI72211S」というシリコンを使用した新素材が使われていて、このフェースが柔らかい打感をもたらし、大きなトランポリン効果でバックスピンを大幅に軽減させているそうです。理想的な放物線で強弾道が打てるのは、この新素材フェースの効果でしょう。

ヘッド体積は460ccあるとのことですが、構えてみると小ぶりでシャープ感があります。
ディープフェースかつハイバックの形状で、フェース面にかけての曲線がなだらかで美しいですね。
長くゴルフに親しんでいる人にも構えやすく、ナイスショットをイメージさせてくれる、とてもいい顔をしています。

ソールには独自の「Hモノコックボディ構造」が見てとれます。
前モデルから継承されているデザインですが、こちらも形状がブラッシュアップされてヘッドの剛性が高められています。
そして４つのウェイトスクリューを搭載。
4つの内2つが同じウェイトの重量になっていて、全12通りの重心パターンに調整することができるそうです。
プレーヤーのイメージどおりの球筋を実現させる、とても便利な機能ですね。

※別売りのウェイトスクリューを使用すれば更に多彩なウェイトバランスに調整可能

純正のシャフトには「ROMBAX PREMIUM-Sと言うROMBAXブランドの「TYPE-S」をGIGA専用にチューニングされたものが採用されています。。
ヘッドが加速するイメージはそのままに、しなりを感じやすいシャフトです。
50グラム台の軽量設計なのでスピード感をもって振っていくことができますし、ブレが少ないのでミート率も向上させてくれるでしょう。
若いアスリートゴルファーには若干軽めですが、ヘッドスピードが速めのゴルファーやアップテンポに振る熟練ゴルファーなど、このシャフトが対応するレンジは広いと思います。

吉永哲也さん

年齢 ： 46歳
ゴルフ歴 ： 6年
平均スコア ： 88
ヘッドスピード ： 43m/s
ドライバー平均飛距離 ： 240ヤード

「ヘッドが小ぶりで構えやすくて、純正シャフトのしなり感が心地いいですね。シャープに振っていける感覚があります。今使っている自分のエースドライバーよりも『GIGA HS787 ドライバー』のほうがはるかに振りやすいです。
 驚いたのは打感です。フェースでボールを押しているような感覚があって、手応えが抜群にいい。打音も低めで、かなり気に入りました。弾道は、試打の一発目から理想的な放物線です。
ヘッドの見た目よりもつかまりがいいし、何度か打っみても安定感がありました。打った瞬間から飛んでそうな感触はあったのですが、セカンド地点に行ってみると、さらに驚きました。
打ち比べた前モデルの『GIGA HS781 ドライバー』よりも『GIGA HS787 ドライバー』は10ヤード以上も飛んでいますし、自分のエースドライバーと比べると、おそらく20ヤードは飛んでいます！　この飛距離性能には驚くばかりです。
試打させてもらったクラブを家に持って帰りたくなりました（笑）」