



2011年シーズン、世界で大活躍しすでに3勝を挙げているアイアンといえば、ミズノ。
まずは堅実なプレイで名高いジョナサン・バード。MP-62を使用し、米国男子ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズの優勝に輝く。
世界ランキング3位(5月3日現在)のルーク・ドナルドは、MP-62を操りWGC アクセンチュアマッチプレー選手権で見事な完全優勝!
難病を克服し今後の女子ゴルフ界をリードすると期待されるステーシー・ルイスは、JPX800を愛用。クラフトナビスコチャンピオンシップにおいて逆転優勝を果たす。
20歳でメジャータイトルを手中に収め、賞金女王として不動の地位を確立した申ジエプロ。同プロも今期よりMP-53を使用中! 底知れぬ強さを秘めた若き新女王の、ミズノアイアンを使用した今後の活躍に世界中の注目が集まっています。
このように、国内をはじめ、アメリカ、ヨーロッパなど、世界のツアーで厚い信頼を獲得している、それがミズノアイアンなのです。
そこで、社内きってのゴルフ好きGDO若手NO.1バイヤー梅田がミズノアイアンの優秀性に影響をうけ、なんと、自腹でミズノアイアンの発注を決意!
最近スコアに伸び悩み行き詰っていたバイヤー梅田が、自分にあったカスタム仕様でミズノのこだわりと打感を実証すると意気込みます!
■関連リンク
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L.ドナルドが自身初のWGCタイトルを獲得!
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アイアンはライ角が“命”です。アイアンをオーダーする前に、まずはライ角チェックからスタート。
ライ角とはソールの中心が地面に接するように構えたとき、シャフトと地面の間にできる角度のこと。
この角度がアップライト(トゥ側が浮いた状態)になるとボールが左方向に曲がりやすくなり、逆にフラット(ヒール側が浮いた状態)な場合はボールが右方向に曲がりやすくなります。
安定した方向性と飛距離でスコアアップを目指すなら、最適な “マイライ角”を見つけ出して。
多くの人が、思うように球が飛ばないのは自分のスイングに問題があるせいだと考えますが、自分に合ったライ角のアイアンを使えば、驚くほど簡単に飛距離不足やミスショットが改善されるはず。
5番アイアンを使ったロボットでの実験でも、ライ角を2度変えるとフェイスの向きが1度左を向きます。それによって180ヤードの距離でターゲットより6ヤードもずれる計算になります。実際に地面で打つとなると、風向きや芝の状態などがからみもっと変わる可能性が高いでしょう。それほどライ角は大きな影響力を持っているのです。
クラブのバランス調整に興味を持たれる方は多いのですが、ライ角にも関心を持つ方はまだまだ少ないですね。
ライ角を1度修正するだけで、確実に結果に表れることを知ってほしいです。
まずは弾道シミュレーション。ヘッドスピード、スイングのタイミング、トップでのシャフトのたわみなど、ミズノでは“スイングDNA”と呼んでいる5項目をチェックします。
次に、アイアンのソールにシールを貼って普段通りのスイングでボールを打ち、ソールがどこに接地しているかを確認。
そして、スポーツ歴、腕の長さなどのさまざまな要素をふまえたうえで、適性のライ角を測定します。
GDOバイヤー梅田の場合は、先端がこすれていて、今使用中のクラブだとライ角はフラットなのが判明。普段は左へ流れることが多いとのことだが、それは相当右腕の力を使って引っ張っているのではないかというアドバイスに、野球歴の長かった本人、納得の一面も。
梅田 侑揮さんプロフィール
ゴルフ歴11年 平均スコア85
さまざまなスポーツにチャレンジしてきたスポーツマン。水泳は10年、野球を5年続けていた。
■フィッティングの感想
「自分の今使っているアイアンが、いかに合っていなかったかがわかりました。また、スイングのクセなども明らかになり、自分のスタイルを客観的に見ることができるいい機会でした。“マイライ角”は63度です!」
■調整後の感想
「ライ角が変わるだけでこんなに球のつかまりが違うなんて!ライ角次第で打点の位置や球筋が確実に変わります。スコアアップを望むなら、もっとライ角に注目してほしい。」
「ミズノではネームやロゴ位置にまでこだわった、カスタムオーダーができるのが魅力。自分仕様のアイアンを手に入れれば、プレイも楽しくなるはずです。」
養老工場では100万通り以上のカスタムが可能です。我々もクラブに関しては妥協しませんが、最近ではお客さまのこだわりも半端じゃありません。そんなお客さまの要望にしっかりと答え「ミズノはこんなこともやっているのか」、「一人ひとりのためにここまでやるんだ」と驚いてもらえるよう、常に進化していきたいと思っています。
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好みの場所に刻印を入れる工程。自分の名前を刻印するお客様もいらっしゃるとか。 ヘッドを装具で固定しての刻印作業のため、ゆがみ防止のために最初に行います。 |
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ロフト角、ライ角を調整する工程。0.1度単位で調整する、デジタルと職人技を融合させたミズノの企業秘密。 |
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ヘッド製造の生命線、匠の技を持つクラフトマンが、熟練の感覚でヘッドを一つひとつ丁寧に削り上げ、クラブに魂を吹き込みます。 |
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グリップを最初にさすことで精度の高いバランス調整を可能にし、最終的なスウィングバランスの崩れを防ぐ、それがミズノのこだわり。 |
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調整したバランスを崩さないように、ジャスト1グラムずつ接着剤を挿入。 レーザー光線でロフト・ライなどの角度を確認しながらシャフトとヘッドを溶接します。 |
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クラブに汚れや傷などはないか、ロフト、ライの角度、刻印の位置など人の手を使い入念なチェック。 すべての角度、バランスチェックがされた段階でシュリンク包装。最後に製造番号をレーザー印字してようやく製品に! |
「あの、養老工場でカスタムメイドした、世界に一つしかないクラブを手にできて感激しています。」
「ミズノでは、刻印の色やメッキの仕上げも自分好みに仕上げてもらえるので、そうした細かいこだわりに特別感がアップしますね。」
「ゴルフはメンタルなスポーツと言われているので、“マイライ角”のアイアンを使えばスコアもグーンとアップしそうな気がします! これを使ってラウンドする日が楽しみ。」
「プロが使っているような、カスタムメイド品がこんなに手軽に手にはいるなら、絶対にオススメします。」
「本当に自分に合ったクラブが届いて、かなりドキドキ、テンションがあがっています! 仕上がりのキレイさに感動。」