Golfな女性たち GOLF WOMAN SPECIAL Vol.12 田中雅子さん 2012.05.17 公開

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Golfな女性たち GOLF WOMAN SPECIAL Vol.12 田中雅子さん

ユニクロ時代

  • ユニクロ時代
  • 日本一しかあり得ませんから!
  • 女性の人生にはいろいろなことが起こります

外資系企業に入社後1年で部長に。でも忙しくてゴルフが出来ない時期もありました。

ゴルフは高校から始めました。きっかけは父親からの言葉。「女性はビジネスで交流の場を広げることがなかなか難しい。ゴルフはビジネスで必要になってくるから、やっておいたほうがいい」と言われまして、ちょうど通っていた高校にゴルフ部があったので入部しました。父は昭和一桁の人なので、厳しいゴルファーでした。毎週練習場に連れて行ってくれるのですが、7番アイアンしか打たせてもらえず、初ラウンドも7番アイアンとパターだけで回りました。スコアは確か120くらい。高校を卒業して、大学、大学院に通い、留学をして、海外の学校の河川敷コースでゴルフを続けていました。おかげでゴルフ歴は29年になります。

その後バブルがはじけて、実家を継ぐことになりました。しかし、いろいろ難しく家業もたたむことになり、大至急稼がないといけない状況になって、外資系会社に就職をしました。とにかく給料が高いところに入りたいという一心で入った会社ですが、入社後気がつけば1年で部長になっていました。ですから、20代半ばから30代半ばまで仕事が非常に忙しかったので、ゴルフはまったく出来ませんでした。

多忙なユニクロの管理職時代、突然誘われたゴルフ大会

ユニクロの入社面接のときに柳井さん(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)から「田中さんはゴルフをされるのですね」と言われましたが、その頃はゴルフから離れていた時期なので「やりますが、いまは全然やってないです」と答えました。当時ユニクロの女性管理職は数名でしたが、その中の一人がゴルフが大好きな方で。それで柳井さんも交えてゴルフに行きました。本当に久しぶりで一応100は切りましたが、思うようなゴルフができませんでした。しかし、その彼女から「企業対抗全国レディースゴルフ大会」に出てみないかとお誘いをいただきました。

「企業対抗全国レディースゴルフ大会」といえば、ゴルフメーカーさんが多く出場されていて、みなさん若い研修生上がりのようなプロ級ばかり。とてもじゃないけど無理!って、お断りをしていたんです。当時はユニクロがV字回復を目指して全社員が必死に働いていたので、毎日疲れ果てているのにゴルフ大会なんてとてもとても……。ですが、「とにかく出るのよ!」とその彼女に背中を押され、結局出場することになりました。ユニクロの女性社員はさすがガッツがありますね(笑)。

田中 雅子

静岡県生まれ。15歳で単身上京し、慶応義塾女子高等学校を経て、慶応義塾大学法学部卒。イギリス留学を経て、慶応義塾大学大学院などを修了。L.L.M.(法学修士)、M.B.A.(経営学修士)。大学院在学中にバブルが崩壊し、窮地に追い込まれた家業をいきなり継ぐことに。何の経験もスキルも無いなか、資金繰りに追われる悪戦苦闘の日々。一気に転落人生が始まり、すべてを失う 。金もない財産もない、人脈もない中、稼ぐために外資系企業に入社。1年で部長に上りつめる。

その後、株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)に経理部マネジャーとして入社。経理部や監査部所属にもかかわらず 、周りを巻き込みながら数々の全社プロジェクトをゼロから1人で立ち上げ、マネジャーを兼任。その後、一部上場企業執行役員、子会社社長を経て、独立。現在、田中総研代表。経営戦略、経営企画、ダイバーシティ、人材再生などの経営総合コンサルティングや企業研修、講演、執筆など幅広く活動している。

田中さんも出場された「企業対抗全国レディーズゴルフ大会」とは?

企業で働く女性アマチュアゴルファーに「本格的な競技の場」と「ゴルフを通じた企業間の交流」というテーマで毎年開催しているゴルフ大会。参加資格は同一企業に所属する2名1組でチームを構成する女性アマチュアゴルファー。競技方法は1チーム2名による18ホールストロークプレイ・スクラッチのトータルスコアにより順位決定。同スコアの場合はマッチングスコアカード方式で順位を決定。昨年はSRIスポーツが優勝。田中さんらが出場したのは2005年。名だたる企業を差し置いてファーストリテイリングはみごと優勝に輝いた。
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