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ゴルフ野性塾スペシャル
No249....プロに必要な体型...(6/24)

プロへの夢が諦められない
はじめまして塾長。私は26歳の男です。私は幼いころよりプロゴルファーに憧れ、高校から大学のゴルフ部に所属。しかし家庭の事情で大学を中退し、サラリーマンをしていますが、夢を捨てきれません。(--中略--) 再度プロの道に挑戦したいと思っています。塾長、よきアドバイスをお願いします。身長176センチ、体重63キロ。

(兵庫県・26歳)


己の体と相談せよ

身長、体重に関しては問題ない。プロを目指す者、身長から引く事の100を理想体重とするが、トレーニングで体重は増えて行くものだ。貴兄の理想体重は76キロ。

骨細体型よりは骨太体型がゴルフでは有利となり、骨太体型に筋肉をつけて行けば理想ではある。貴兄が骨太体型である事を祈る。

26歳というプロを目指すにはいささか遅き年齢、頼れるは骨太体型。もしも骨細体型であれば諦めた方がいい。骨細体型は練習や競技の疲れを残す。同じ練習の量、そして競技を為した時、骨太体型は骨細体型よりは遥かに疲れを残さぬ。

競技の求める体型はあります。プロで生きて行くのであれば尚の事、体型は求められる。練習量疲れの残る体型、残りにくい体型はある。骨太体型は残らない。

貴兄は己の体と相談せよ。毎日600球、3カ月の間、打ち続けてみるがよい。90日間、1日も休まず打ち続ける事が出来れば夢を追うもよかろう。1日でも休めば夢追う事の出来る体ではない。貴兄は今の生活に徹するべきだ。

仕事が終わった後の3時間、球を打て。己の可能性を賭ける3カ月間である。ボーナスを注ぎ込んで毎日600球、練習ボールを打て。

年齢とゴルフ中断期間の長さは然したる問題じゃない。そんなもん、執念がありゃ克服できる。問題は執念だけじゃどうにもならぬ練習後の疲れ。600球打って、600球打った疲れの残る体じゃプロを目指すは不可。

骨太体型でなけりゃ、5年も6年も続ける毎日600球以上の練習やれません。プロを目指す練習、頭で出来るもんじゃあない。体でやって行くものだ。貴兄の夢の扉が開く扉なのか、開かずの扉なのかはそこで分かる。

寒き日々、今少し不景気風吹きそうな日々、ご自愛あれ。

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