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ゴルフ野性塾スペシャル
No213...生き残りの時代...(10/1)

売り上げはどん底です
塾長こんにちわ。私は小さなゴルフショップを経営するものです。今回の想像を絶する不景気で売り上げはどん底です。ゴルフ場の倒産など相次ぎゴルフ業界が、とくに悪いように感じられるのは私だけでしょうか。塾長は今後のゴルフ界がいい方向に向くためにはどうすればいいいとお考えですか。理想でもなんでも構いません。なにかいいアイデアはないでしょうか。

(静岡県・50歳)


鈍い流れの時代

鈍流の時代になって来た様子。金の流れも人の気持ちも鈍い流れの時代。

貴兄はゴルフ業界の向く方向を問うておられるが、私には分からない

分かっている事は一つ、本物のみが生き残りの時代の到来。そして、本物が時代の先頭に立つ。バブル期、本物も紛い物も闊歩出来た。特に政治家と経済人の紛い物倫理が闊歩した。

10年が過ぎて多くの人は本物を選び、本物を見分けられる眼を持つようになった。

長き眼で見れば、この10年は日本にとって教訓多き、いい時代であった。と思わなければならないだろう。

企業や組織の血は流れた。涙も流れた。痛恨の血であり、だった筈。その流れしものから何人も眼線を外してはいけないと思う。

時代が教訓を与え、見分けの眼を与えてくれた。まずは政治家選びの眼を使ってみたいものだ。

本物の倫理持つ者は残り、誕生もするだろうが、紛い者には消えて欲しい。この2年、どの政党の政治家も同じ眼の色をしている様に感じる。

個性が薄まったのか、否かは分からぬが、政治家の個性の輝き薄れたは確かだろう。我等国の民、100人中100人、同じ方向を向く訳ではない。

3割の人に同じ方向、向かせる事出来れば政治家としてその時代の勝者である筈。3割の人を魅きつける政策とその人間の魅力、倫理が弱まったのでしょう。その内、魅力持つ政治家は出てくる。私はその時を信じる

ただ、間違っても芸能界やプロスポーツ界の者を政治家にしてはいけない。

この10年の受難は20年前に始まっている様に思えて仕方ない。その誤ちの根元は芸能人、プロスポーツ人を政治家にした事だろう。

プロを養成するには時間が要する。ド素人を集めて安易に数集め政治に走り過ぎたは不覚。

芸能界、プロスポーツ界出身の政治家で経済や法律、教育を正面から語れる者が果たして何人いる。討論出来る者が何人いる?

1人もいやしない

プロの政治家には反省して頂きたい。政治は確かな倫理観持つプロの政治家にやって貰いたい。政策、倫理、専門分野で正面から戦えるプロが必要と思う。

簡単に政治家になれる筈もないのに、簡単に芸能人やプロスポーツ人を政治家にしてしまった我らも悪い。党派を超えた政治のプロ、待望の時!

以上、私の理想を述べてみました。ゴルフ業界の灯はローソクの灯。強い風が吹かぬのを祈るのみ。

世界不況にならなければあと2年でローソクの灯も50ワットの白熱灯の灯りとなりましょう。せめてあと2年。頑張ってください。




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