ゴルフダイジェスト出版案内>ゴルフ野性塾SP

ゴルフ野性塾スペシャル
No210...名門コースのキャディ...(9/10)

サービス業ではないのか?
塾長こんにちわ。どうしても納得いかないことがあります。それは名門コースのキャディ。「あんたなんかここに来るの10年早い」と言われました。ストレス発散、楽しみを求めて名門コースにやってきたのに、このキャディの一言でたまの休みが台無しになってしまったのです。キャディはサービス業じゃないんですか?

(東京都・30歳)


両者に非があると思う
如何なる状況でのキャディ嬢の発言だったかを知りたい。

私はエチケットもルールもゴルフ技量の中の一つと思っている。球捌きが上手く、いいスコアを出すけど、エチケットやルール解釈に問題あり、ではやっぱり変でしょう。

ゴルフは個人の能力を競う競技なれど、集いの中の競技である事に間違いはない。エチケット、ルール無視では周りが困惑する。名門コースはエチケット、ルール無視を嫌う。

自由とゆう主義は大いに結構だが、自由を好き勝手出来る事、と思い込んでいる。違う。自由とは個人責任の明確化である。エチケット、ルールに精通してくれ、と言う事だ。

名門コースの意志は尊重すべきでしょう。私は尊重している

確かに、ここに来るのは10年早い、のキャディ嬢の発言はサービス業に携りし者の発言ではない。その責はキャディ嬢にあり、キャディマスターにあり、支配人にある。

だが、金を払ってるんだから好き勝手出来る、と思われたんじゃ、先人の作りしゴルフの精神は退化しよう。遊んで頂いてる、遊ばさせて貰ってる、の相互の謙虚さがゴルフに於いては必要。

貴兄にも非はある。無くて、キャディ嬢がその様な暴言を吐くとは考えられぬ。私はそれを知りたい。

ゴルフは自制の競技です。己を自制する中で、楽しみを探し行く競技でもある。それはアマ、プロ、いずれもが求め行く思想の筈。スコアだけが楽しみでは、浅過ぎる楽しみ様だ。キャディ嬢にも非があり、貴兄にも非があったと推察する。


野生塾トップへ戻る