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ゴルフ野性塾スペシャル
No139... 長尺パター...(4/4)

長尺を使ってみたら?
塾長はあまりパットがお上手ではないとのコトですが、長尺パターを使ってみたことはあるのでしょうか。長尺パターは、パットが苦手な人もよく入るそうですし、腰痛や、ムチウチで首痛の人にも適していると聞きました。米シニアツアーに挑戦する際には長尺パターを使用してみたらいかがでしょうか。

(東京都 35歳)


使ったことはあります

使ったことはあります

5年前だった、と思う。マスターズ取材後、チャールストン市内のゴルフショップで10本のパターを買った。この時、3本が長尺パターだった。

3年前、ゲーリー・プレーヤーから長尺にしてみてはどうか、と勧められ、5本購入した。昨年も今年も購入した。購入本数は20本近い筈。

結論申せば、長尺は合わなかった。レギュラーパターに較べると、右手が動かな過ぎた

私の場合、右も左も動き過ぎの時と動かな過ぎの時とが交互に来る。いずれの時も、コスリ球ばっかりを打つ。

動かな過ぎの方が大きなミスをやってしまう。1メートルを外すのなら我慢出来る。仕方ないと思える。しかし1メートルを3パットすれば頭に来る。目の前がボーッと暗くなった。

勘が緩んでいる。パッティングは締り切った勘で打たねば上手く行かない。締まり切った勘を集中力と言い換えることも出来る。

どこかで緩み出した。他のことならそこそこに覚えちゃいるが、パッティングになるとゴソッと記憶欠落。自己嫌悪が欠落させたのだ、と思うばかり。

長尺は使った。今はレギュラーを使っている。ただ、それだけの事。貴兄の心遣いには感謝する。先のことは分からぬが、レギュラーパターでやって行くつもりです。

自分でも分かる、グリーン上でアドレスに入ると呼吸、乱れることが。乱れを静めるために、アドレス姿勢のままでジーッと待つ。

体全体が硬直して来る。アドレスを解いて、構え直す。やはり、呼吸、乱れる。同じことの繰り返し。

この状態、パッティング巧者には分かっては頂けないだろう。歯痛や腹痛と同じ、当事者に分かるだけのもの。仕方ない、と思っている。そうなってしまった

平均パット数34なればパープレー出来るショット力はある。それだけが頼り。グリーン上では距離の1割オーバーに打って行くだけを目標とするつもり。10メートルでは1メートル、1メートルでは10センチ。何としてでも、1割オーバーに打っていく。

これ迄は打って来れなかった。今日と明日は分からない。だから夢と希望が手を結ぶ。頑張ります。


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