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ゴルフ野性塾スペシャル
No81...体格とシャフト硬度について...(2/8)

Rシャフトを使いたいが
私はゴルフ歴まだ2年ほどのビキナーです。最近、クラブが合わなくて困っています。現在は友人に勧められて買ったD社のプロモデルアイアンで、Sシャフトのものを使っています。しかし、なんだかクラブ全体が重い感じで、振ってもスムーズにヘッドを走らせることが出来ません。そこで似かよったモデルでRシャフトを付けている友人のアイアンを打ってみたところ、これがいい。実にスムーズに振れて、自然とリズムが生まれてくるようにナイスショットができるのです。
友人に言わせれば「君は大柄で(186センチ、80キロ)で腕力もあるから、将来、上手くなった時にRシャフトじゃ物足りなくなるぞ。楽なクラブに慣れると、スウィングも楽になっちゃうんだ」というのですが(・・後略・・)

(神奈川県 21歳)


スウィングが決めるものです

己の今を見るもゴルフ、己の近未来を見るもゴルフ。この選択を間違うと、理想に潰されよう。

貴兄の質問は、ただ単に練習不足の証明とゆうだけ。貴兄の体格で練習していれば、Rシャフトは折れている筈。折れるどころか、スムーズに振れている現状、それはネ、練習球数が少な過ぎますよ。

友人の、物足りないシャフト、とゆうのも変だ。シャフトの硬さに応じたタイミングの合わせ方はある。楽なクラブに慣れるとスウィングも楽になる、とゆうのも変。体の使う部分を知らないから楽になるのであって、シャフトのせいではない。

私なんぞ、Xシャフトもレディスシャフトも振ってみれば体の動きは同じ。ただ、フィーリングのこもる部分は多少変わりますけどネ。

硬いシャフトは、柔らかいシャフトはで打っていくフィーリングを出します。貴兄はとりあえずRシャフトで打った方がよい。練習量、同じなればRシャフトのままでゆくでしょう。練習量、増せばSシャフトをスウィングが要求してくる。シャフトの硬さはスウィングが求めるものです。常識とか、既成概念でシャフト硬度を決めるべきではない。

トップ時の左手首と左手甲の位置に意識が向いたら、シャフトもSになると推察。スウィングにシャフトを合わせるのか、シャフトにスウィングを合わせるのか、の両論あるが、スウィングにシャフトを合わせた方がいい。その方が順調に上達する。

体格にシャフトを合わせるなんてのは愚の骨頂。ヘッドスピードと体格は別物。又、リズムと体格も別物。

スウィングリズムがシャフトを求めてくることもある。でも、貴兄はそのレベルではない。

今はただ、球数打つことだ。その先で、Rシャフトか、Sシャフトが適正かを決めればよい。

近未来をみるのではなく、今を見ることを必要と考える。出来得れば、レッスンプロについて練習して下さい。


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